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米AI関連株安を映してリスク回避の売りが強まる【クロージング】


*16:46JST 米AI関連株安を映してリスク回避の売りが強まる【クロージング】
30日の日経平均は4日ぶりに大幅反落。1369.36円安の63290.11円(出来高概算24億9000万株)で取引を終えた。前日の米国市場でハイテク株が売られたことが響いたほか、米国市場の取引終了後に決算を発表したアマゾン・ドット・コムやインテルが急落したことも投資家心理を悪化させ、日経平均は寄り付き後に水準を切り下げていき、前場終盤には62711.42円まで下押しした。韓国総合株価指数(KOSPI)が5%超急落し、短期筋の先物売りが断続的に出たことも相場を冷やす形になった。ただ、心理的な節目の63000円を下回ると、押し目を拾う動きから下げ幅をやや縮める格好に。

東証プライム市場の騰落銘柄数は、値上がり銘柄が800を超え、全体の5割超を占めた。セクター別では、空運、海運、陸運、小売など16業種が上昇。一方、非鉄金属、電気機器、ガラス土石など17業種が下落した。指数インパクトの大きい銘柄では、ファーストリテ<9983>、コナミG<9766>、リクルートHD<6098>、バンナムHD<7832>が上昇した半面、アドバンテス<6857>、東エレク<8035>、ソフトバンクG<9984>、イビデン<4062>が下落し、この4銘柄で日経平均を約1163円押し下げた。

29日の米国市場では主要株価指数が揃って下落。28日引け後に発表されたアルファベットの決算が振るわなかったことが響いた。また、アマゾンの2026年7~9月期決算ではフリーキャッシュフローの赤字幅が拡大し、巨額のAI投資に見合う収益を得られるのか不安が再び強まり、東京市場でも主力のAI関連株が売られた。また、市場予想を下回る業績予想を示したインテルも時間外で急落したため、主要取引先のイビデンがストップ安まで売られるなどハイテク株が大きく値を崩し、日経平均の下げ幅は一時1900円を超えた。一方、AI関連株を避けた資金は小売や薬品、ゲームなどの内需株やディフェンシブ株に向かっていた。好決算と通期予想の上方修正を発表したオリエンタルランド<4661>も注目を集めた。

きょうの東京市場は、アマゾン・インテルショックに見舞われたものの、国内企業の業績自体はおおむね好調で、押し目買いが入るなど底堅さが意識されていた印象だ。ただ、18時45分に中間決算を発表予定のキオクシアHDの決算内容次第で、週明けの全体相場のムードも大きく変わる可能性があり、精査したいところ。



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