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欧米為替見通し: ドル・円は伸び悩みか、ドル高継続も米雇用統計を見極め


*17:25JST 欧米為替見通し: ドル・円は伸び悩みか、ドル高継続も米雇用統計を見極め 31日の欧米外為市場では、ドル・円は伸び悩む展開を予想する。米連邦公開市場委員会(FOMC)の利下げに慎重な姿勢で、ドル高基調は継続。ただ、今晩のコアPCE価格指数が堅調でも明日の米雇用統計を見極めようと、上昇は小幅にとどまろう。

前日発表された米国の4-6月期国内総生産(GDP)はプラスに転じたが、輸入減の効果によるもので、ドル買いは続かず。一方、パウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長がFOMC後の記者会見で追加的な利下げに改めて慎重な姿勢を示すと、ドル買い再開。ユーロ・ドルは1.14ドル台前半に沈み、ドル・円は149円台に浮上した。本日アジア市場で日銀の利上げ見送りも、ドル・円は150円を意識した売りに下押しされ、148円台に失速した。

この後の海外市場は米FRBと日銀の政策維持を消化する展開。今晩の米コアPCE価格指数が加速すればFRBの9月利下げはさらに遠のき、ドル買い要因になりやすい。また、日銀の追加利上げの時期は不透明で、円売りが主要通貨を押し上げる見通し。ただ、トランプ米大統領は利下げに応じないパウエル氏の進退への言及が予想される。また、明日発表の米雇用統計は前回より弱い内容とみられ、ドル・円は調整によるドル売りが一段の上昇を抑制しそうだ。

【今日の欧米市場の予定】
・18:00 ユーロ圏・6月失業率(予想:6.3%:5月:6.3%)
・21:00 南ア・6月貿易収支(予想:+252億ランド、5月:+217億ランド)
・21:00 独・7月消費者物価指数(予想:前年比+2.0%、6月:+2.0%)
・21:30 米・6月コアPCE価格指数(予想:前年比+2.7%、5月:+2.7%)
・21:30 米・前週分新規失業保険申請件数(予想:22.3万件、前回:21.7万件)
・22:45 米・7月シカゴPMI(予想:42.1、6月:40.4)



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