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NY株式:NYダウは436ドル安、関税インフレで利下げ期待後退もハイテクが支える


*05:30JST NY株式:NYダウは436ドル安、関税インフレで利下げ期待後退もハイテクが支える 米国株式市場はまちまち。ダウ平均は436.36ドル安の44023.29ドル、ナスダックは37.47ポイント高の20677.80で取引を終了した。

消費者物価指数(CPI)で警戒されたほどインフレの高騰が見られず堅調に寄り付いた。同時に、トランプ政権の関税策の影響による一部価格上昇で、年内の利下げ期待が後退し、ダウは下落に転じた。ナスダックは半導体のエヌビディア(NVDA)の上昇がけん引し、終日堅調に推移し、連日で史上最高値を更新しまちまちで終了。セクター別では半導体・同製造装置が上昇した一方、医薬品・バイオテクが下落した。

半導体のエヌビディア(NVDA)は中国市場向け人工知能(AI)半導体モデル「H20」の中国販売再開を政府が承認する見通しだと発表したため収益増期待に上昇。同業のアドバンスト・マイクロ・デバイセズ(AMD)も中国向けMI308販売再開を発表し、上昇した。航空機メーカーのボーイング(BA)はトランプ大統領がインドネシアと合意した通商協定に同社の航空機50機の購入が含まれると、ソーシャルメディアに投稿したため、一時買われたが引けにかけ売られた。

銀行のシティグループ(C)は第2四半期決算でトレーディング事業が同四半期ベースで5年ぶり好業績となったことが明かになり、上昇。一方で、同業のウエルズ・ファーゴ(WFC)は第2四半期決算で増益となったものの、純金利収入が予想を下回ったほか通期見通し引き下げが嫌気され、下落。レアアース特殊材料メーカーのMPマテリアルズ(MP)は携帯端末のアップル(AAPL)が5億ドル投資すると報じられ、上昇した。オンライン広告プラットフォームを提供するザ・トレードデスク(TTD)はS&Pダウ・ジョーンズ・インデックスが同社をS&P500種指数構成銘柄に採用すると発表し、上昇。電気自動車メーカーのテスラ(TSLA)は幹部の辞任が発表され、下落した。

米リッチモンド連銀のバーキン総裁は、物価圧力が2022年程、大幅ではないとの見解を示した。


(Horiko Capital Management LLC) <ST>
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