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【市場反応】米6月ミシガン大消費者信頼感指数確定値は予想上回る、期待インフレは低下、ドルもみ合い


米国の6月ミシガン大学消費者信頼感指数の確定値が、速報値の60.5から60.7に上方修正され、今年2月以来の高水準となりました。一方、1年および5-10年期待インフレ率の確定値はそれぞれ5.0%と4.0%に下方修正され、どちらも予想を下回りました。これらのインフレ期待の低下は、FRBが特に注目している項目です。市場では、ドル・円が144円63銭で安定して推移し、ユーロ・ドルは1.1733ドルで伸び悩みました。この結果は、消費者信頼感の改善とインフレ期待の低下という異なる方向性を反映しています。

*23:12JST 【市場反応】米6月ミシガン大消費者信頼感指数確定値は予想上回る、期待インフレは低下、ドルもみ合い 米6月ミシガン大学消費者信頼感指数確定値は60.7と、予想外に速報60.5から上方修正された。2月来で最高。連邦準備制度理事会(FRB)がインフレ期待を判断するうえで注視している同指数の1年期待インフレ率確定値は5.0%と、予想外に速報5.1%から下方修正され3月来で最低となった。5-10年期待インフレ率確定値も4.0%と、速報4.1%から予想外に下方修正され2月来で最低となった。

ドル・円は144円63銭で底堅く推移。ユーロ・ドルは1.1733ドルで伸び悩んだ。

【経済指標】
・米・6月ミシガン大学消費者信頼感指数確定値:60.7(予想:60.5、速報60.5)
・米・6月ミシガン大学1年期待インフレ率確定値:5.0%(予想:5.2%、速報5.1%)
・米・6月ミシガン大学5-10年期待インフレ率確定値:4.0%(予想:4.1%、速報:4.1%)

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