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NY株式:NYダウは108ドル安、利下げ期待が後退


米国株式市場では、NYダウが108ドル安で取引を終えました。市場は当初、失業保険申請の増加を受けて利下げ期待が高まり上昇しましたが、その後、FRBのクーグラー理事がインフレ対策を重点に考えていると述べたことで、年内の利下げ期待が後退し、株価は下落しました。また、テスラの株価下落や雇用統計発表前の警戒感も、全体的な売り圧力の要因となりました。特に自動車・自動車部品セクターの下落が目立ちました。一方、ファイブ・ビロウはウーバーイーツとの提携や好調な売上見通しで株価が上昇しました。

*05:52JST NY株式:NYダウは108ドル安、利下げ期待が後退 米国株式市場は下落。ダウ平均は108.00ドル安の42319.74ドル、ナスダックは162.04ポイント安の19298.45で取引を終了した。

週次新規失業保険申請件数が予想外に増加し、労働市場の減速で利下げ期待が強まり寄り付き後、小幅高。トランプ大統領が中国の国家主席との電話会談が前向きな結果で終了したと言及すると貿易摩擦問題解決期待に続伸した。その後、テスラの下落が重しとなったほか、連邦準備制度理事会(FRB)のクーグラー理事が現在インフレに焦点を当てていると言及すると年内の利下げ期待が後退し売りに転じた。雇用統計の発表を控えた警戒感も売り材料となり戻りなく終了。セクター別では不動産管理・開発が小幅上昇した一方、自動車・自動車部品が下落した。

ディスカウント小売りのファィブ・ビロウ(FIVE)は配車サービスを提供するウーバーテクノロジーズ(UBER)が運営するウーバ―イーツと宅配で提携を発表したほか、第1四半期売り上げ見通しが予想を上回り、上昇。ソフトウエア会社のモンゴDB(MDB)は四半期決算の結果や通期の調整後1株利益見通し引き上げで上昇。

消費財メーカーのプロクター・アンド・ギャンブル(PG)は生産性の向上目指し従業員削減を発表し、下落。アルコール飲料メーカーのブラウン・フォーマン(BF)は第4四半期決算が弱く、通期純売上減の予想が嫌気され、下落。電気自動車メーカーのテスラ(TSLA)はマスク最高経営責任者(CEO)とトランプ米大統領との関係悪化による影響を警戒し、売られた。アパレルブランド運営のPVH (PVH)は通期1株あたり利益見通し下方修正を嫌気した売りが継続。

半導体のブロードコム(AVGO)は取引終了後に四半期決算を発表。内容が予想を上回り、時間外取引で買われている。


(Horiko Capital Management LLC) <ST>
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