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ユーロ週間見通し:伸び悩みか、PMI改善に期待も円買い圧力継続


今週のユーロ・ドルは米中貿易協議の進展を受け、一時的にユーロ売りが減少するも、ECBの追加利下げの可能性から再びユーロ売りが強まりました。予想レンジは1.1064ドルから1.1265ドルです。来週は欧米貿易交渉に注目が集まり、関税引き下げに合意すれば一時的なユーロ売りが続く可能性があります。また、ECBによる追加利下げ観測が続き、FRBの緩和余地があることから売買は交錯しそうです。ユーロ・円は日本銀行による追加利上げの思惑もあり、ユーロ買いが弱まりました。ユーロ圏のPMI改善に期待がかかる一方、円買い圧力が継続する見込みです。予想レンジは161円00銭から164円00銭とされています。

*14:23JST ユーロ週間見通し:伸び悩みか、PMI改善に期待も円買い圧力継続 ■軟調推移、米関税交渉進展への期待でユーロ買い縮小

今週のユーロ・ドルは弱含み。米中貿易協議の進展を受けた米ドル買い・ユーロ売りは一服したが、欧州中央銀行(ECB)による追加利下げの可能性は残されていることから、1.12ドル台でユーロ売り・米ドル買いが再び強まり、週末前は1.12ドルを挟んだ水準で推移した。取引レンジ:1.1064ドル-1.1265ドル。

■もみ合いか、欧米貿易交渉を材料視

来週のユーロ・ドルはもみ合いか。欧州連合(EU)の対米貿易交渉が注目され、双方の関税引き下げで合意すれば、ユーロ売り・米ドル買いが強まりそうだ。その後はリスク要因の後退によるユーロ買いも強まりそうだ。一方、欧州中央銀行(ECB)は6月の追加利下げが見込まれ、米連邦準備制度理事会(FRB)も緩和余地が生じ、ユーロ・ドルは売買交錯となりそうだ。

予想レンジ:1.1050ドル-1.1250ドル

■弱含み、日本銀行による追加利上げの思惑が再浮上

今週のユーロ・円は弱含み。欧州中央銀行(ECB)による追加利下げの可能性は残されていること、日本銀行による追加利上げの思惑が再浮上したことから、リスク選好的なユーロ買い・円売りは縮小。米ドル高・円安の進行が一服したことも影響したようだ。取引レンジ:162円45銭-165円21銭。

■伸び悩みか、PMI改善に期待も円買い圧力継続

来週のユーロ・円は伸び悩みか。直近におけるユーロ圏経済指標は強弱まちまち。欧米貿易協議のさらなる進展が期待されているが、日本銀行の利上げ時期後退も円安是正への思惑が続き、円買いがユーロを下押しする可能性も。欧州中央銀行(ECB)による追加利下げ観測も意識されそうだ。

○発表予定のユーロ圏主要経済指標・注目イベント
・22日:5月製造業PMI(4月:49.0)
・22日:5月サービス業PMI(4月:50.1)

予想レンジ:161円00銭-164円00銭


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