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NY債券:米長期債相場は強含み、関税措置を巡る不確実性残る


25日の米国長期債相場は強含み、特に中国とアメリカの関税交渉を巡る不確実性が安全資産である債券買いを促進しました。トランプ大統領は交渉の進行を示唆しましたが、中国側は協議を否定しており、市場の不安定さが続いています。また、米ミシガン大学が発表した4月の消費者信頼感指数の確報値は52.2と回復傾向を見せましたが、依然として低水準です。CMEのFedWatchツールでは、7月のFOMC会合でFF金利が現行水準を下回る確率が高いことが示されています。債券市場では、2年と10年の利回りが低下する中、イールドカーブはフラット化しました。

*07:26JST NY債券:米長期債相場は強含み、関税措置を巡る不確実性残る 25日の米国長期債相場は強含み。報道によると、トランプ米大統領はこの日公開されたインタビューで、「中国との関税交渉が進行中」と述べたが、中国側は「いかなる協議も行われていない」と否定した。関税措置を巡る不確実性は解消されていないため、安全逃避の債券買いが観測された。なお、米ミシガン大学が25日発表した4月消費者信頼感指数確報値は52.2と、速報値50.8から上方改定されたが、3月確報値の57.0を大幅に下回っている。

CMEのFedWatchツールによると、25日時点で6月開催のFOMC会合で、FF金利の誘導目標水準が4.25-4.50%となる確率は35%程度。7月開催のFOMC会合で、FF金利の誘導目標水準が4.25-4.50%を下回る確率は93%程度。10年債利回りは4.319%近辺で取引を開始し、4.329%近辺まで上昇したが、その後はじり安となり、米国市場の取引終了時点にかけて4.235%近辺で推移。

イールドカーブはフラットニング。2年-10年は49.90bp近辺、2-30年は96.40bp近辺で引けた。2年債利回りは3.75%(前日比:-5bp)、10年債利回りは4.24%(前日比-7bp)、30年債利回りは、4.71%(前日比:-7bp)で取引を終えた。

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