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NY債券:米長期債相場は弱含み、トランプ政権の貿易政策がインフレ加速の要因に


11日の米国長期債相場はトランプ政権の貿易政策がインフレを加速させるとの見方から弱含みました。ニューヨーク連銀のウィリアムズ総裁は、関税の影響で今年のインフレ率が3.50−4.00%に上昇する可能性を指摘しました。また、移民減少の影響でGDP成長率が1%を下回ると予想し、失業率も4.50−5.0%まで上昇すると予想しています。米連邦公開市場委員会(FOMC)の会合予測によれば、5月のFF金利は4.25−4.50%になる確率が79%で、6月はこれを下回る確率が76%です。当日の10年債利回りは4.490%で取引を終えました。イールドカーブはフラットニング傾向を示し、2年債利回りは3.96%に上昇しました。

*07:40JST NY債券:米長期債相場は弱含み、トランプ政権の貿易政策がインフレ加速の要因に 11日の米国長期債相場は弱含み。報道によると、米ニューヨーク連銀のウィリアムズ総裁はこの日、トランプ政権の貿易政策が今年のインフレを加速させるとの見方を示したことが意識された。ウィリアムズ総裁は、関税導入により今年のインフレ率は3.50-4.00%に上昇するとの予想を示した。また、同総裁は「移民の減少による労働力の伸びの鈍化と、不確実性および関税の複合的な影響を考慮すると、国内総生産(GDP)成長率は1%を若干下回ると予想」、失業率は4.50%-5.0%まで上昇する」との見方を伝えている。

CMEのFedWatchツールによると、11日時点で5月開催のFOMC会合で、FF金利の誘導目標水準が4.25-4.50%となる確率は79%程度。6月開催のFOMC会合で、FF金利の誘導目標水準が4.25-4.50%を下回る確率は76%程度。10年債利回りは4.46%近辺で取引を開始し、一時4.380%近辺まで低下したが、米国市場の中盤にかけて4.586%近辺まで上昇し、取引終了時点にかけて4.490%近辺で推移。

イールドカーブはフラットニング。2年-10年は53.50bp近辺、2-30年は91.80bp近辺で引けた。2年債利回りは3.96%(前日比:+10bp)、10年債利回りは4.49%(前日比+7bp)、30年債利回りは、4.87%(前日比:0bp)で取引を終えた。

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