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今日の為替市場ポイント:米消費者信頼感指数の低下でドルは伸び悩む可能性


2023年10月25日のドル・円相場は、東京市場では一時150円94銭まで上昇したが、最終的には東京、欧米市場共に下落し、149円91銭で取引を終えた。26日は主に150円を挟んで推移する見込みである。ドルの伸び悩みの背景には、米国コンファレンス・ボードが発表した3月の消費者信頼感指数が市場予想を下回り、92.9まで低下したことがある。現況指数と期待指数もそれぞれ下落、特に期待指数は約12年ぶりの低水準となり、リセッションリスクが高まっていることを示唆している。貿易政策や関税の不確実性が懸念され、米国の個人消費が減退する兆しが出ているため、6月の利下げ再開の可能性もある。

*08:08JST 今日の為替市場ポイント:米消費者信頼感指数の低下でドルは伸び悩む可能性 25日のドル・円は、東京市場では150円94銭から150円42銭まで反落。欧米市場では150円77銭から149円55銭まで下落し、149円91銭で取引終了。本日26日のドル・円は主に150円を挟んだ水準で推移か。米消費者信頼感指数の低下を受けてドルは伸び悩む可能性がある。

米コンファレンス・ボード(CB)が3月25日発表した3月消費者信頼感指数は市場予想を下回る92.9に低下。現在の景況感を示す現況指数は134.5で2月実績を下回った。所得や労働環境の短期的な見通しを示す期待指数は65.2で約12年ぶりの低水準を記録した。景気後退(リセッション)リスクが高まっていることを示唆する水準である80を下回った。CBの分析によると、貿易政策や、関税措置の影響に対する懸念が高まっているようだ。トランプ米政権は貿易相手国に対する関税でより控えめな姿勢を取る可能性があるものの、米個人消費は減退するとの懸念は消えていないため、6月に利下げが再開される可能性は十分ありそうだ。


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