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NY株式:NYダウは82ドル安、ハイテクが支える


米国株式市場は、消費者物価指数(CPI)の鈍化が利下げ期待を高め、買いが先行したが、政府の鉄鋼・アルミニウム関税や貿易摩擦の懸念でダウ平均は下落しました。一方で、半導体などハイテク株が買戻され、ナスダックは上昇しました。特にインテルやセンチュリー・アルミニウムが上昇を牽引しました。アマゾンは連邦取引委員会(FTC)の訴訟先送り要請を背景に上昇しましたが、アドビは予想を下回る決算を発表し、時間外で売られました。アメリカン・イーグル・アウトフィッターズは予想を上回る売上高を発表し、上昇しました。

*06:04JST NY株式:NYダウは82ドル安、ハイテクが支える 米国株式市場はまちまち。ダウ平均は82.55ドル安の41350.93ドル、ナスダックは212.35ポイント高の17648.45で取引を終了した。

消費者物価指数(CPI)が予想以上に鈍化したため利下げ期待に買われ、寄り付き後、上昇。政府が鉄鋼、アルミニウム関税を発動したことに加え、欧州やカナダが報復関税計画を発表したため、貿易摩擦悪化リスクに警戒感が強まり、ダウは売りに転じた。半導体のインテル(INTC)などハイテクで買戻しが目立ちナスダックは終日堅調に推移し、まちまちで終了。セクター別では、自動車・自動車部品、半導体・同製造装置が上昇、家庭・パーソナル用品が下落した。

金属品メーカーのアルコア(AA)は政府の鉄鋼、アルミニウム関税発動受けた価格高に連れ、上昇。溶解一次アルミニウムとインゴット製造のセンチュリー・アルミニウム(CENX)も上昇した。半導体のインテル(INTC)は半導体受託生産の台湾積体電路製造(TSM)がエヌビディア(NVDA)、アドバンスト・マイクロ・デバイセズ(AMD)、ブロードコム(AVGO)などに対し同社の工場運営する合弁会社への出資を申し入れたとの報道で、上昇。

オンライン小売のアマゾン(AMZN)は連邦取引委員会(FTC)が同社のプライムサービス慣行を巡る訴訟の先送りを要請したと報じられ、上昇。オンライン証券会社のロビンフッド・マーケッツ(HOOD)はアナリストの投資判断引き上げで、上昇。携帯端末のアップル(AAPL)はアナリストが目標株価を引き下げ、下落した。

ソフトウエアメーカーのアドビ(ADBE)は取引終了後に四半期決算を発表。内容が予想を下回り、時間外取引で売られている。カジュアル衣料小売りのアメリカン・イーグル・アウトフィッターズ(AEO)は第4四半期既存店売上高が予想を上回ったほか、自社株買い計画を発表し、買われている。


(Horiko Capital Management LLC) <ST>
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