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日経VI:低下、株価底堅く警戒感が緩和


日経平均ボラティリティー・インデックス(VI)は6日、前日比で1.38ポイント低下し25.19となりました。これは投資家が予想する将来の市場変動が小さいことを示しています。この変動は、前日の米国株式市場での主要指数の上昇とトランプ大統領の施政方針演説後の市場の安定に影響されています。東京市場では、日経225先物の買いが先行し、ボラティリティの高まりを警戒する感情が緩和しました。日経VIは通常、日経平均株価の急落時に上昇し、市場期待と逆相関する傾向がありますが、今回はそれを上回る安定感が見られました。

*16:35JST 日経VI:低下、株価底堅く警戒感が緩和 日経平均ボラティリティー・インデックス(投資家が将来の市場変動の大きさをどう想定しているかを表した指数)は6日、前日比-1.38(低下率5.19%)の25.19と低下した。なお、高値は25.76、安値は24.46。昨日の米株式市場で主要指数が上昇した流れを受け、今日の東京市場は買いが先行し、日経225先物は上昇、日経VIは低下して始まった。市場では、トランプ米大統領の施政方針演説を受けた内外の市場が落ち着いた動きとなったことから安心感が先行した。こうした中、今日は取引開始後もも日経225先物が底堅い展開となったことから、ボラティリティーの高まりを警戒するムードが緩和。日経VIは昨日の水準を下回って推移した。

【日経平均VIとは】
日経平均VIは、市場が期待する日経平均株価の将来1か月間の変動の大きさ(ボラティリティ)を表す数値です。日経平均株価が急落する時に急上昇するという特徴があり、日経平均株価と通常は弱く逆相関する傾向があります。一方、数値が急上昇した後に、一定のレンジ(20~30程度)に回帰するという特徴も持っています。

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