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【市場反応】米2月ISM非製造業景況指数やサービス業PMIが予想上回る、ドル売り後退


米供給管理協会(ISM)が発表した2月の非製造業景況指数が53.5に上昇し、予想を上回りました。これにより、ドルの売りが幾分後退し、ドル・円は148円39銭から149円まで上昇しました。また、米1月の製造業受注は前月比+1.7%と3カ月ぶりにプラスに転じましたが、GDPに影響する製造業出荷・資本財(航空機を除く非国防) の確定値が-0.3%とマイナスになったことも明らかになりました。同様に、2月のサービス業PMI改定値が51.0に上方修正されました。これらのデータは、米経済の活動が継続して拡大している兆候を示していますが、特定の製造業部門では依然として課題が残っています。

*00:48JST 【市場反応】米2月ISM非製造業景況指数やサービス業PMIが予想上回る、ドル売り後退 米供給管理協会(ISM)が発表した2月ISM非製造業景況指数は53.5と、1月52.8から低下予想に反し上昇し12月来で最高となった。8カ月連続で50を上回り活動拡大となった。新規受注も52.2と、1月51.3から予想以上に上昇。雇用は53.9と、1月の52.3から低下予想に反し上昇し21年12月来で最高となった。一方、仕入れ価格は62.6と、予想外に1月60.4から上昇した。

米1月製造業受注は前月比+1.7%と、予想通り3カ月ぶりのプラスに改善。米1月耐久財受注確定値は前月比+3.2%と、予想外に12月+3.1%から伸びが拡大し昨年7月来で最大の伸びとなった。ただ、国内総生産(GDP)の算出に用いられる製造業出荷・資本財(航空機を除く非国防) 確定値は前月比-0.3%と、昨年9月来のマイナスとなり、成長にマイナスに寄与する。

事前に発表された米2月サービス業PMI改定値は51.0と、予想外に速報値49.7から上方修正された。1月から低下も25カ月連続で50を上回り活動拡大となった。同月総合PMI改定値は51.6と、やはり予想外に速報値50.4から上方修正された。

ISM非製造業指数の予想外の上昇を好感し、米長期金利も下げ止まった。ドル売りも後退し、ドル・円は148円39銭から149円まで上昇。ユーロ・ドルは1.0760ドル、ポンド・ドルは1.2870ドルで高止まりとなった。

【経済指標】
・米・2月ISM非製造業景況指数:53.5(予想:52.5、1月:52.8)
・米・1月製造業受注:前月比+1.7%(・予想:前月比+1.7%、・12月:-0.6%←-0.9%)
・米・1月耐久財受注確定値:前月比+3.2%(予想:+3.1%、12月:+3.1%)
・米・1月耐久財受注(輸送用機器除く) 確定値:前月比0%(予想:+0.0%、12月:+0.0%)
・米・1月製造業出荷・資本財(航空機を除く非国防) 確定値:前月比-0.3%(予想:-0.3%、12月:-0.3%)
・米・2月サービス業PMI改定値:51.0(予想:49.7、速報値:49.7)
・米・2月総合PMI改定値:51.6 (予想:50.4 、速報値:50.4)

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