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日経平均VIは上昇、株価大幅安で警戒感強まる


日経平均ボラティリティー・インデックス(VI)が、14:10時点で前日比+2.50(9.89%増)の27.78へと上昇しています。これは前日の米株式市場の主要指数の下落を受け、東京市場でも株価が大幅安となった影響です。投資家の警戒感がトランプ政権の関税政策や米国経済の不透明感、地政学的リスクに対して強まっており、これがVIの上昇に反映されています。日経平均VIは通常、日経平均株価と逆相関の傾向があり、急上昇後には20~30のレンジに戻る特徴があります。

*14:11JST 日経平均VIは上昇、株価大幅安で警戒感強まる 日経平均ボラティリティー・インデックス(投資家が将来の市場変動の大きさをどう想定しているかを表した指数)は14時10分現在、前日比+2.50(上昇率9.89%)の27.78と上昇している。なお、今日ここまでの高値は31.60、安値は27.18。

昨日の米株式市場で主要指数が下落した流れを受け、今日の東京市場は売りが先行し、日経225先物は下落して始まった。市場ではトランプ米政権の関税政策に対する警戒感や、米景気の先行き不安、地政学リスクが意識される中、今日は取引開始後に株価が下げ幅を広げ大幅安となっていることから、ボラティリティーの高まりを警戒するムードが強まり、日経VIは昨日の水準を上回って推移している。


【日経平均VIとは】
日経平均VIは、市場が期待する日経平均株価の将来1か月間の変動の大きさ(ボラティリティ)を表す数値。日経平均株価が急落する時に急上昇するという特徴があり、日経平均株価と通常は弱く逆相関する傾向がある。一方、数値が急上昇した後に、一定のレンジ(20~30程度)に回帰するという特徴も持っている。

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