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NY株式:NYダウは188ドル安、ハイテクが支える


2月7日の米国株式市場はまちまちの動きとなり、ダウ平均は188.04ドル安の43,433.12ドルで終了した一方で、ナスダックは半導体株に支えられ48.87ポイント高の19,075.26で引けました。一部の小売企業の好決算が寄与し相場が上昇する場面もあったが、その後トランプ大統領が対欧州関税を準備中との報道で経済への懸念が広がりました。セクター別では、半導体やソフトウエアが上昇する一方で、自動車関連が下落。エヌビディアやゼネラル・モーターズが良好な業績や計画を発表し上昇したが、エヌビディアの決算後の粗利益見通しが弱く時間外取引で動きが見られました。

*06:36JST NY株式:NYダウは188ドル安、ハイテクが支える 米国株式市場はまちまち。ダウ平均は188.04ドル安の43433.12ドル、ナスダックは48.87ポイント高の19075.26で取引を終了した。

一部の小売り企業決算を好感し、寄り付き後、上昇。長期金利の低下も手伝い相場は続伸した。その後、トランプ大統領が政権発足後初の閣議で対欧州関税の発表を計画していることを明らかにし、経済やインフレに影響するとの懸念が強まり、相場は大きく売りに転じた。終盤にかけ、半導体のエヌビディア(NVDA)の決算を期待した買いが支え、ナスダックは再びプラス圏を回復し、まちまちで終了。セクター別では半導体・同製造装置、ソフトウエア・サービスが上昇した一方で、自動車・自動車部品が下落した。

エヌビディア(NVDA)は決算発表を取引終了後に控え、買戻しが先行し、上昇。自動車メーカーのゼネラル・モーターズ(GM)は60億ドル規模の自社株買いと増配計画を発表し、上昇。ホームセンターを運営するロウズ(LOW)は第4四半期にホリデーシーズンの売り上げが強く既存店売上高が増加に転じ予想を上回ったほか、通期の見通しで増収予想を示し、上昇。ディスカウント衣料小売りのTJX(TJX)は第4四半期の既存的売上高が予想を上回り、上昇。

製薬会社のイーライリリー(LLY)は国内で270億ドルを出資し、4つの製造工場を建設する計画を発表し、上昇。オンライン小売のアマゾン(AMZN)は人工知能(AI)を導入した新音声アシスタント「アレクサ・プラス」を発表し、上昇した。サーバーソリューション会社のスーパー・マイクロ・コンピューター(SMCI)は遅れていた2024年度の年次報告書をナスダックが新たに定めた期限までに提出したため、上場廃止懸念が後退し、大幅高。

エヌビディア(NVDA)は取引終了後に第4四半期決算を発表。調整後の1株当たり利益が予想を上回ったほか、ブラックウエルの需要が素晴らしいと指摘し第1四半期の売上高見通しが予想を上回ったものの、粗利益見通しが予想を下振れ、時間外取引で売り買いが交錯している。


(Horiko Capital Management LLC) <ST>
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