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日経平均VIは上昇、株価下落で警戒感強まる


日経平均ボラティリティー・インデックス(VI)が本日14時5分時点で前日比+2.14ポイント上昇し25.77を記録しています。これは前日の米株式市場の不安定な動きと東京市場での売り先行の影響を反映しています。市場は米国経済やトランプ政権の通商政策に対する警戒感、日銀の追加利上げ加速化、および今晩発表予定の米エヌビディア決算に注目しています。これらの要素が影響し、日経225先物は取引開始後に下落し、ボラティリティの高まりが懸念されています。日経平均VIは通常、日経平均株価と逆相関する傾向があり、急上昇後は一定のレンジに戻ることがあります。

*14:06JST 日経平均VIは上昇、株価下落で警戒感強まる 日経平均ボラティリティー・インデックス(投資家が将来の市場変動の大きさをどう想定しているかを表した指数)は14時5分現在、前日比+2.14(上昇率9.06%)の25.77と上昇している。なお、今日ここまでの高値は26.86、安値は25.00。

昨日の米株式市場で主要指数は高安まちまちだったが、今日の東京市場は売りが先行し、日経225先物は下落して始まった。市場では米景気やトランプ米政権の通商政策、日銀の追加利上げ加速化、今晩発表される米エヌビディア決算など引き続き警戒材料が意識されている。こうした中、今日は取引開始後に日経225先物が下げ幅を拡大していることから、ボラティリティーの高まりを警戒するムードが強まり、日経VIは昨日の水準を上回って推移している。


【日経平均VIとは】
日経平均VIは、市場が期待する日経平均株価の将来1か月間の変動の大きさ(ボラティリティ)を表す数値。日経平均株価が急落する時に急上昇するという特徴があり、日経平均株価と通常は弱く逆相関する傾向がある。一方、数値が急上昇した後に、一定のレンジ(20~30程度)に回帰するという特徴も持っている。

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