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日経VI:大幅に上昇、警戒材料多く市場心理は悪化


日経平均ボラティリティー・インデックス(VI)が25日に前日比で12.20%増の23.63に上昇しました。この上昇は、東京市場が3連休中に米株式市場で主要指数が下落したことを受け、東京市場が売り先行で始まったためです。また、トランプ政権の通商政策や日銀の利上げ加速、米エヌビディアの決算発表など、複数の警戒材料が市場心理を悪化させています。日経VIは通常日経平均株価と逆相関し、株価が急落する際に上昇する特性を持ちます。

*16:35JST 日経VI:大幅に上昇、警戒材料多く市場心理は悪化 日経平均ボラティリティー・インデックス(投資家が将来の市場変動の大きさをどう想定しているかを表した指数)は25日、前日比+2.57(上昇率12.20%)の23.63と上昇した。なお、高値は24.75、安値は22.76。東京市場が3連休の間、米株式市場で主要指数が下落した流れを受け、今日の東京市場は売りが先行し、日経225先物は下落して始まった。市場では、トランプ米政権の通商政策や日銀の追加利上げ加速化、明日発表される米エヌビディア決算など警戒材料が多く、そうした中、今日は取引開始後に日経225の戻りが鈍く、市場心理は悪化。日経VIは先週末の水準を大きく上回って推移した。

【日経平均VIとは】
日経平均VIは、市場が期待する日経平均株価の将来1か月間の変動の大きさ(ボラティリティ)を表す数値です。日経平均株価が急落する時に急上昇するという特徴があり、日経平均株価と通常は弱く逆相関する傾向があります。一方、数値が急上昇した後に、一定のレンジ(20~30程度)に回帰するという特徴も持っています。

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