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NY債券:米長期債相場は強含み、1月小売売上高は予想を大きく下回る


米国長期債相場は、1月の小売売上高の大幅な減少を受けて強含みとなっています。商務省が発表したデータによれば、1月の小売売上高は前月比で-0.9%となり、これは市場予想の-0.1%を大きく下回りました。この減少は厳しい冬の寒波やカリフォルニアの山火事が影響していると予想されています。12月の売上高は+0.7%に上方修正されました。小売売上高の減少を受けて、米長期債の利回りは低下し、10年債利回りは4.48%で取引を終えました。市場は米連邦準備制度理事会(FOMC)の金利政策を注視しており、5月会合での金利引き下げの見込みが高まっているものの、実際の利下げは今年後半になる可能性があります。

*08:06JST NY債券:米長期債相場は強含み、1月小売売上高は予想を大きく下回る 14日の米国長期債相場は強含み。米商務省がこの日発表した1月小売売上高は前月比-0.9%と2023年3月以来の大きな減少となったことが利回り低下の要因。市場予想はおおむね-0.1%程度。厳しい寒波やカリフォルニア州で発生した大規模な山火事などが影響したとの見方が出ている。昨年12月は+0.7%に上方改定された。1月の小売売上高は予想以上に減少したが、それでも利下げ再開は今年後半となる可能性がある。イールドカーブはまちまちの動き。

CMEのFedWatchツールによると、14日時点で5月開催のFOMC会合で、FF金利の誘導目標水準が4.25-4.50%となる確率は80%程度。6月開催のFOMC会合で、FF金利の誘導目標水準が4.25-4.50%を下回る確率は50%程度。10年債利回りは4.537%近辺で取引を開始し、一時4.546%近辺まで上昇したが、米国市場の中盤にかけて4.45%近辺まで低下し、取引終了時点にかけて4.476%近辺で推移。

イールドカーブはまちまちの動き。2年-10年は21.90bp近辺、2-30年は44.00bp近辺で引けた。2年債利回りは4.26%(前日比:-5bp)、10年債利回りは4.48%(前日比-5bp)、30年債利回りは、4.70%(前日比:-4bp)で取引を終えた。

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