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【市場反応】米1月雇用統計、労働市場底堅いとの見方、ドル乱高下


米労働省が発表した1月の雇用統計によると、失業率は予想外に4.0%に低下し、一方で非農業部門雇用者数の増加は14.3万人と鈍化しました。過去2カ月分の雇用者数は上方修正されましたが、増加ペースは昨年10月以来で最小となりました。平均時給は前年比で4.1%増と予想を上回る伸びを示しましたが、労働参加率も1月で上昇しました。これを受け、市場では米国債の金利が動揺し、ドルは乱高下しました。最初は雇用者数の鈍化により金利が低下し、ドルが売られましたが、その後賃金の伸びが予想を上回り、労働市場の強さの見方から再び金利が上昇し、ドル買いが進みました。ドル・円は一度151円40銭まで下落するも、その後152円41銭まで上昇しました。

*23:13JST 【市場反応】米1月雇用統計、労働市場底堅いとの見方、ドル乱高下 米労働省が発表した1月雇用統計で失業率は4.0%と、予想外に12月4.1%から低下した。非農業部門雇用者数は前月比+14.3万人と、12月+30.7万人から予想以上に鈍化し、昨年10月来で最小の伸びとなった。ただ、過去2カ月分は10万人の上方修正。

平均時給は前月比で+0.5%と、12月+0.3%から予想外に伸び拡大し昨年8月来で最大。前年比では+4.1%と、予想外に12月と同水準にとどまった。労働参加率は62.6%と、予想外に62.5%から上昇し、9月来で最高。不完全雇用率(U6)は7.5%と12月から変わらず。

結果を受けて、米国債相場やドルは乱高下。雇用者数の伸びが予想以上に鈍化したため一時金利が低下しドル売りが優勢となった。しかし、賃金の伸びが予想を上回ったほか、昨年の年次改定が想定されていたほど下方修正されず労働市場は底堅いとの見方が強まり、その後、金利は再び上昇。ドル買いが優勢となった。

ドル・円は151円40銭まで下落後、152円41銭まで上昇。ユーロ・ドルは1.0410ドルまで上昇後、1.0350ドルへ下落した。ポンド・ドルは1.2492ドルまで上昇後、1.2422ドルまで下落した。

【経済指標】
・米・1月失業率:4.0%(予想:4.1%、12月:4.1%)
・米・1月非農業部門雇用者数:+14.3万人(予想:+17.5万人、12月:+
30.7万人←+25.6万人)
・米・1月平均時給:前年比+4.1%(予想:+3.8%、12月:+4.1%←+3.9%)

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