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NY株式:NYダウは317ドル高、追加利下げ期待


米国株式市場は続伸し、ダウ平均は317.24ドル高となりました。ナスダックはアルファベットの冴えない決算により一時下落しましたが、半導体企業エヌビディアの上昇により回復しました。市場全体では追加利下げの期待が買い材料となり、ダウは終日堅調でした。エヌビディアはスーパー・マイクロ・コンピューターとのAIデータセンターシステム準備完了の発表で上昇し、他にもマテルやファイサーブが好調な決算を発表し上昇しました。一方、アップルは中国の競争当局の調査報道で下落し、AMDも予想に届かない決算で下落しました。

*06:57JST NY株式:NYダウは317ドル高、追加利下げ期待 米国株式市場は続伸。ダウ平均は317.24ドル高の44,873.28ドル、ナスダックは38.31ポイント高の19,692.33で取引を終了した。

検索のグーグルを運営するアルファベット(GOOG)の冴えない決算を嫌気しハイテクが売られ、寄り付き後、まちまち。ナスダックはアルファベットの下落が重しとなったが、半導体エヌビディアの上昇が相殺し、終盤にかけてプラス圏を回復した。ダウは追加利下げ期待で金利安、ドル安が買い材料となり、終日堅調に推移し、終盤にかけて上げ幅を拡大し終了。セクター別では、半導体・同製造装置が上昇した一方で、自動車・自動車部品が下落した。

半導体のエヌビディア(NVDA)はスーパー・マイクロ・コンピューター(SMCI)が同社のブラックウエルチップ搭載の新しい人工知能(AI)データセンターシステムの準備が整ったとの発表受け、上昇。サーバ―ソリューション会社のスーパー・マイクロ・コンピューター(SMCI)も上昇した。玩具メーカーのマテル(MAT)は第4四半期決算で売上高、利益ともに予想を上回ったほか、トランプ政権の関税対処で一部商品の値上げを検討しているとの報で、上昇。ソフトウエア会社のファイサーブ(FI)は四半期決算で調整後の1株利益や2025年の見通しが予想を上回り、上昇。

携帯端末のアップル(AAPL)は中国の競争当局が同社のアプリ開発業者に課す手数料、商慣行を巡り、調査を検討しているとの報道を嫌気し、下落。半導体のアドバンスト・マイクロ・デバイセズ(AMD)は四半期決算で売上が予想に満たず、下落した。配車サービスを提供するウーバーテクノロジーズ(UBER)は第4四半期決算で売上高が予想を上回ったが、弱い見通しが嫌気され下落。

半導体のクアルコム(QCOM)は取引終了後に四半期決算を発表。調整後の1株利益が予想を上回り、時間外取引で上昇している。


(Horiko Capital Management LLC) <ST>
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