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欧米為替見通し:ドル・円は伸び悩みか、米インフレにらみも政治圧力に警戒


欧米為替市場では、ドル・円の伸び悩みが予想される。米国のコアPCE価格指数が発表される予定で、インフレ再燃が示唆されれば、ドル買いが先行する。しかし、同時にトランプ政権の金融政策に対する影響を懸念し、ドル買いは慎重となる可能性がある。前日は、欧州中央銀行(ECB)の追加利下げや、米国GDPの予想外の鈍化により、ユーロ・ドルとドル・円の動向が分かれた。また、日銀の利上げ時期についても関心が集まり、円買いが強まった。今後の市場の動きは、米国コアPCE価格指数やトランプ政策が鍵となる。

*17:25JST 欧米為替見通し:ドル・円は伸び悩みか、米インフレにらみも政治圧力に警戒 31日の欧米外為市場では、ドル・円は伸び悩む展開を予想する。今晩発表の米コアPCE価格指数が高止まりなら、インフレ圧力をにらみドル買い先行の見通し。ただ、今後の米トランプ政権による金融政策への圧力が警戒され、ドル買いは縮小しそうだ。

前日は欧州中銀(ECB)の追加利下げと今後の域内経済の不透明感で、ユーロ・ドルは1.0460ドル台に上昇後は反落し1.04ドルを割り込んだ。一方、米国内総生産(GDP)の予想外の鈍化でドル売りに振れたが米株高で円売りが強まり、ドル・円は153円70銭台から154円半ばに持ち直した。本日アジア市場は東京都区部のインフレ指標を受け日銀の利上げ時期が注目され、午前中は円買いにより153円台に弱含む場面もあった。

この後の海外市場はドル買い地合いの継続を見極める展開。今晩発表の米コアPCE価格指数は前回から強い内容が予想され、インフレ再燃なら連邦準備制度理事会(FRB)の利下げに慎重な政策方針を意識したドル買いが先行。一方、トランプ米大統領の政策運営も注視される。2月からメキシコやカナダへの関税引き上げる方針に変わりはなく、ドル買い材料になりやすい。ただ、FRBへの利下げ圧力が警戒され、一段のドル買いを抑制する。

【今日の欧米市場の予定】
・22:00 独・1月消費者物価指数速報(前年比+2.6%、12月:+2.6%)
・22:30 米・12月個人所得(予想:前月比+0.4%、11月:+0.3%)
・22:30 米・12月個人支出(予想:前月比+0.5%、11月:+0.4%)
・22:30 米・12月コアPCE価格指数(予想:前年比+2.8%、11月:+2.8%)
・23:45 米・1月シカゴMNI(予想:40.0、12月:36.9)

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