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今日の為替市場ポイント:◆ユーロ編◆リスク回避的なユーロ売り・円買いがただちに強まる可能性は低いか


ユーロは歴史的にはリスク回避の影響を受けた変動が見られたが、現状で急激なユーロ売りや円買いが発生する可能性は低いとされている。ユーロ・ドルは2017年からの大きな下落後に、2024年にかけて回復している。一方、ユーロ・円もEU離脱決定後の急落を経て、2024年までに上昇。欧州中央銀行(ECB)は追加利下げを決定する見込みであるが、通年で3回程度に留める可能性。ユーロ売りの要因としてECBの利下げ継続、米国の高金利、ドイツ経済の停滞が挙げられる。逆に、ECBの慎重な利下げ、日本銀行の追加利上げの遅れ、主要国の株高はユーロ買い要因となる。

*08:40JST 今日の為替市場ポイント:◆ユーロ編◆リスク回避的なユーロ売り・円買いがただちに強まる可能性は低いか ユーロ・ドルは、1.0341ドル(2017/01/03)まで下落したが、1.2537ドル(2018/02/18)まで上昇。その後、0.9536(2022/09/28)まで反落したが、2024年にかけて1.1ドル台まで戻している。ユーロ・円は英国民投票で欧州連合(EU)からの離脱が決定し、一時109円57銭(2016/06/24)まで急落。その後137円50銭(2018/2/2)まで買われたあと、長期間伸び悩んだが、日欧金利差の拡大や円安・ドル高の進行を受けて175円16銭(2024/7/10)まで上昇。欧州中央銀行(ECB)は1月30日開催の理事会で追加利下げを決定する見込みだが、利下げは年内3回程度にとどまる可能性がある。そのため、現時点でリスク回避的なユーロ売り・円買いがただちに強まる可能性は低いとみられる。

【ユーロ売り要因】
・ECBは利下げを継続する可能性
・米長期金利の高止まり
・ドイツ経済の停滞

【ユーロ買い要因】
・ECBはユーロ安を考慮して利下げを慎重に進める可能性
・日本銀行による追加利上げは6月以降となる可能性
・主要国の株高


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