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日経平均VIは低下、株価の下値堅く警戒感は後退


日経平均ボラティリティー・インデックス(VI)は14時時点で前日比1.16ポイント下落の22.72に低下しました。この動きは、米国の株式市場で主要指数が上昇した影響から東京市場でも買いが先行したことが背景にあります。日銀の今後の利上げの可能性が意識される中での日経225先物の動きも注目されましたが、下値が堅く、投資家の警戒感は後退しています。日経平均VIは、市場が期待する1か月間の日経平均株価の変動の大きさを表す指標で、通常は株価の変動に弱く逆相関する傾向があります。

*14:31JST 日経平均VIは低下、株価の下値堅く警戒感は後退 日経平均ボラティリティー・インデックス(投資家が将来の市場変動の大きさをどう想定しているかを表した指数)は14時現在、前日比-1.16(低下率4.86%)の22.72と低下している。なお、今日ここまでの高値は22.88、安値は21.96。

昨日の米株式市場で主要指数が上昇した流れを受け、今日の東京市場が買いが先行し、日経225先物は上昇、日経VIは低下して始まった。市場では、日銀が来週23-24日の金融政策決定会合で利上げに踏み切るとの観測が意識されているが、今日は取引開始後、朝方の買い一巡後は日経225先物が伸び悩んだものの下値が堅いことから警戒感がひとまず後退。日経VIは昨日の水準を下回って推移している。


【日経平均VIとは】
日経平均VIは、市場が期待する日経平均株価の将来1か月間の変動の大きさ(ボラティリティ)を表す数値。日経平均株価が急落する時に急上昇するという特徴があり、日経平均株価と通常は弱く逆相関する傾向がある。一方、数値が急上昇した後に、一定のレンジ(20~30程度)に回帰するという特徴も持っている。

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