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東証グロース市場250指数先物見通し:上値の重い展開か


本日の東証グロース市場250指数先物は上値の重い展開が予想される。6日の米国市場ではダウ平均が下落しナスダックは上昇したが、その背景にはトランプ政権の関税政策を巡る不確定さが影響している。ナスダックの上昇が日本市場に追い風となる可能性がある一方、東証の指数は上値抵抗を受けやすい状況にある。特に夜間取引での上値の重さが続く見込みで、一目均衡表の転換線を下回ったことで短期的な売りも警戒されている。しかし、前日の75日移動平均線付近での押し目買いの勢いもあるため、大きく下落する可能性は限定的。レンジとしては上値635pt、下値620ptが見込まれる。

*08:05JST 東証グロース市場250指数先物見通し:上値の重い展開か 本日の東証グロース市場250指数先物は、上値の重い展開を想定する。前日6日の米国市場のダウ平均は25.57ドル安の42,706.56ドル、ナスダックは243.30pt高の19,864.98ptで取引を終了した。トランプ次期政権の一律関税を巡り範囲限定案が浮上したとの報道を受け、安心感から買われ、寄り付き後、大幅高。半導体セクターも買われ、相場を一段と押し上げた。その後、トランプ氏が関税の限定案報道を否定したため、警戒感が再燃し、上げ幅を縮小。ダウは下落に転じた。ナスダックはハイテクが引き続きけん引しプラス圏を維持した。本日の東証グロース市場250指数先物は、上値の重い展開を想定する。ナスダック市場の上昇は追い風も、上値の重かった夜間取引の流れが続く可能性がある。日足一目均衡表の転換線を下回ったことで、短期的な売りが警戒される一方、前日に75日移動平均線で押し目買いが旺盛だったことから、下値も堅く、一方的な値動きとはならなそうだ。なお、夜間取引の東証グロース市場250指数先物は前営業日日中終値比2pt高の627ptで終えている。上値のメドは635pt、下値のメドは620ptとする。

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