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1月6日のNY為替概況


1月6日のニューヨーク外為市場では、ドルは新政権関税政策に関する報道を受け乱高下し、最終的に157円68銭で引けました。ユーロはドイツの消費者物価指数の加速が支持材料となり、ユーロ圏PMIの上方修正も受けて強含みましたが、最終的には1.0354ドルに縮小。その他通貨ペアも各国経済指標に影響を受け変動が見られました。経済指標としては、アメリカの12月サービス業PMIが予想を下回り、11月製造業受注の鈍化もドル売りを招きました。トランプ次期大統領の否定発言がドル買い戻しを促す要因となりました。

*05:00JST 1月6日のNY為替概況 6日のニューヨーク外為市場でドル・円は156円24銭まで下落後、157円68銭まで上昇し引けた。

ワシントン・ポスト紙が米国のトランプ次期政権の関税で範囲限定案が浮上と報じたためドルの売り戻しが優勢となった。12月サービス業PMI改定値の予想外の下方修正や11月製造業受注が予想以上に鈍化したこともドル売りにつながった。その後、トランプ次期大統領が報道を否定したためドルの買戻しが強まった。

ユーロ・ドルは1.0437ドルまで上昇後、1.0354ドルまで反落し、引けた。独12月消費者物価指数速報値が予想以上に加速したほか、ユーロ圏12月サービス業PMI改定値が予想外に上方修正され、ユーロ買いが優勢となった。

ユーロ・円は162円59銭まで下落後、163円85銭まで上昇した。

ポンド・ドルは1.2549ドルまで上昇後、1.2469ドルまで下落した。

ドル・スイスは0.9009フランまで下落後、0.9067フランまで上昇。

【経済指標】
・米・12月サービス業PMI改定値:56.8(予想:58.5、速報値:58.5)
・米・11月製造業受注:前月比-0.4%(予想: ―0.3%、10月:+0.5%←+0.2%)
・米・11月耐久財受注改定値:前月比-1.2%(予想:-0.5%、速報値:-1.1%)
・米・11月耐久財受注(輸送用機器除く)改定値:前月比-0.2%(予想:+0.2%、速報値:-0.1%)
・米・11月製造業出荷・資本財(航空機を除く非国防)改定値:前月比+0.3%(予想:+0.3%、速報値:+0.5%)

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