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NY債券:米長期債相場は弱含み、イールドカーブはスティープニング


27日の米国長期債相場は弱含みで推移しました。市場には有力な手掛かり材料が不足していましたが、2025年の米政策金利見通しの不透明感が続いており、調整的な売りが目立ちました。イールドカーブはスティープニングし、特に2年債と10年債の差や、2年債と30年債の差が拡大しました。具体的には、2年債利回りは変わらず4.33%で終わり、10年債利回りは前日比で+5ベーシスポイント上昇し4.63%、30年債利回りは同じく+5ベーシスポイント上昇して4.82%で取引を終えました。2025年1月FOMC会合でのFF金利誘導目標が4.25-4.50%になる確率は89%、3月会合で4.00-4.25%以下になる確率は約50%と見られています。

*07:09JST NY債券:米長期債相場は弱含み、イールドカーブはスティープニング 27日の米国長期債相場は弱含み。有力な手掛かり材料不足だったが、2025年における米政策金利見通しの不透明感は消えていないため、調整的な売りが入った。イールドカーブはスティープニング。

CMEのFedWatchツールによると、27日時点で2025年1月開催のFOMC会合で、FF金利の誘導目標水準が4.25-4.50%となる確率は89%程度。3月開催のFOMC会合で、FF金利の誘導目標水準が4.00-4.25%以下となる確率は50%程度。10年債利回りは4.581%近辺で取引を開始し、一時4.569%近辺まで低下したが、米国市場の取引終了時点にかけて4.629%近辺で推移。

イールドカーブはスティープニング。2年-10年は30.30bp近辺、2-30年は49.40bp近辺で引けた。2年債利回りは4.33%(前日比:0bp)、10年債利回りは4.63%(前日比+5bp)、30年債利回りは、4.82%(前日比:+5bp)で取引を終えた。

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