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日経平均VIは低下、株価堅調で警戒感が緩和


日経平均ボラティリティー・インデックス(日経VI)は、14時5分現在で前日比-1.81%の20.66と低下している。これは、米欧の主要市場が休場であったことから手掛かり材料が乏しい中、東京市場が売り買い交錯の中で安定した動きを見せたためである。日経225先物が堅調に推移し、ボラティリティーの高まりに対する市場の警戒感が緩和された。一方で、日経VIは日経平均株価の急落時に急上昇し、通常は逆相関する特徴を持つが、急上昇後は20〜30のレンジに回帰しやすい。

*14:07JST 日経平均VIは低下、株価堅調で警戒感が緩和 日経平均ボラティリティー・インデックス(投資家が将来の市場変動の大きさをどう想定しているかを表した指数)は14時5分現在、前日比-0.38(低下率1.81%)の20.66と低下している。なお、今日ここまでの高値は21.26、安値は19.00。

昨日の米株式市場や欧州主要市場が休場で手掛かり材料に乏しい中、今日の東京市場は取引開始段階では売り買いが交錯し、日経225先物は昨日終値と同値で始まった。取引開始後は下値が堅く、日経225先物が堅調な値動きとなっていることから、市場ではボラティリティーの高まりを警戒するムードが緩和。日経VIは概ね昨日の水準を下回って推移している。


【日経平均VIとは】
日経平均VIは、市場が期待する日経平均株価の将来1か月間の変動の大きさ(ボラティリティ)を表す数値。日経平均株価が急落する時に急上昇するという特徴があり、日経平均株価と通常は弱く逆相関する傾向がある。一方、数値が急上昇した後に、一定のレンジ(20~30程度)に回帰するという特徴も持っている。

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