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欧米為替見通し:ドル・円は伸び悩みか、ドル買い継続も日本の為替介入に警戒


24日の欧米外為市場において、ドル・円は伸び悩む展開が予想されています。米国の長期金利上昇に伴うドル買いの流れが続く中、158円を意識した動きが見られますが、日本政府の為替介入への警戒感から円売りが抑制され、ドルの上昇は限定的になる可能性があります。前日の米国の経済指標が弱く、連邦準備制度理事会(FRB)の緩和的な政策への期待から長期金利は一時的に下向きになり、ドルの上値を抑えました。その後、金利上昇により再びドル買いが優勢となっていますが、アジア市場での日経平均株価の弱さが円買いを誘発し、ドルの上昇を抑えています。今後の欧米市場はクリスマス休暇による流動性の低下が見込まれる中、政策期待がドル買いを支える一方で、日本の為替介入への警戒感が円売りを縮小するでしょう。

*17:25JST 欧米為替見通し:ドル・円は伸び悩みか、ドル買い継続も日本の為替介入に警戒 24日の欧米外為市場では、ドル・円は伸び悩む展開を予想する。米長期金利の上昇基調でドル買いは継続し、158円を意識した値動きに。ただ、日本政府による為替介入への警戒で円売りは抑制され、ドルは上値が重くなるだろう。

前日発表された米国の耐久財受注や消費者信頼感指数が想定外に弱く、連邦準備制度理事会(FRB)の緩和的な政策への思惑から長期金利は下向きに。それを受けユーロ・ドルは一時1.0410ドル台に持ち直し、ドル・円は157円付近から一段の上昇を抑制された。その後は金利高・ドル高に転じている。本日アジア市場は米10年債利回りの上昇基調でドル買い先行も、日経平均株価の弱含みで円買いがドルを下押しした。

この後の海外市場はクリスマス休暇入りで手がかりが乏しいなか、利下げ継続観測の後退でドル買い地合いは継続。また、欧州中銀(ECB)の追加利下げが続くとの見方からユーロ売りに振れやすく、ドルの押し上げ要因となろう。トランプ次期政権への政策期待もドル買いを後押し。一方、日銀による次の利上げ時期は来年3月以降とみられ、円売り地合いに振れやすい。半面、日本の為替介入への警戒感で円売りは縮小しそうだ。

【今日の欧米市場の予定】
・24:00 米・12月リッチモンド連銀製造業指数(予想:-11、11月:-14)
・01:30 米財務省・5年債入札
・米株式市場は短縮取引

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