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今日の為替市場ポイント:日銀は追加利上げに慎重姿勢


2023年12月20日の為替市場で、ドル・円の相場は157円台で推移する見込みです。19日、東京市場でドルは154円44銭から156円77銭に上昇し、欧米市場では一旦156円41銭まで下げた後、157円81銭まで上昇しました。日本銀行は追加利上げに慎重な姿勢を維持しており、そのためドルは底堅い動きになる可能性があります。IMFのコザック報道官は、FRBの利下げと日銀の利上げ見送りについて、米経済の不確実性を理由にFRBの行動を適切とし、日銀にはデータに基づく政策運営の継続を提言しました。植田日銀総裁は、政策変更に際して来年の春闘と米国新政権の経済政策に注目しています。

*07:54JST 今日の為替市場ポイント:日銀は追加利上げに慎重姿勢 19日のドル・円は、東京市場では154円44銭から156円77銭まで上昇。欧米市場では156円41銭まで下げた後、157円81銭まで上昇し、157円35銭で取引終了。本日20日のドル・円は主に157円台で推移か。日本銀行は追加利上げに慎重であるため、ドルは底堅い動きを保つ可能性がある。

報道によると、国際通貨基金(IMF)のコザック報道官は12月19日、米連邦準備制度理事会(FRB)による利下げと日本銀行の利上げ見送りについて、「米経済を巡る不確実性が高いことを踏まえると、FRBの行動は適切」、「インフレは目標に向かって鈍化傾向にあることを示している」と指摘した。一方、日銀の政策決定について「政策正常化とインフレ目標回帰を目指す中、データに基づいた金融政策運営を継続することを提言する」との見方を示した。なお、植田日銀総裁は、政策変更に当たって来年の春闘の動向とトランプ米新政権下での経済政策運営を注目点に挙げている。


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