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米国株見通し:伸び悩みか、金融政策スタンスを注視


米国株式市場は、16日の取引で主要3指数がまちまちの結果となった。ナスダックとS&P500が堅調だったが、NYダウは8日連続で下落し110ドル安で終えた。市場では、米国の金利が底堅い中、本日の取引でも売りが先行する可能性がある。特に、アルファベットなどのハイテク株が選好されている一方で、ディフェンシブ銘柄が売り込まれ、ダウに対して下押し圧力が続いている。今晩発表予定の小売売上高の改善が予想され、さらなる買い材料となる可能性がある。また、FOMCでの追加利下げが織り込まれているが、FRBのインフレ対策の政策スタンスに注目が集まる。

*13:39JST 米国株見通し:伸び悩みか、金融政策スタンスを注視 (13時30分現在)

S&P500先物      6,152.25(-1.75)
ナスダック100先物  22,424.25(+16.25)


米株式先物市場でS&P500先物は小幅安、ナスダック100先物は小幅高、NYダウ先物は19ドル安。米金利は底堅く、本日の米株式市場はやや売り先行となりそうだ。


16日の主要3指数はまちまち。ナスダックとS&Pは堅調も終盤に失速、ダウは下げ幅を拡大し110ドル安の43717ドルと8日続落で取引を終えた。この日発表されたNY連銀製造業景気指数は予想外に弱かったが、総合PMIは前回を上回り長期金利を支えた。業種別ではアルファベットなどハイテクが選好され、相場の押し上げ要因に。半面、医薬品をはじめディフェンシブが売り込まれ、ダウには引き続き下押し圧力が強まった。


本日は伸び悩みか。前週からNYダウの続落で割安感が生じ、一段の売りは抑制されそうだ。今晩の小売売上高は前回から改善が予想され、年末商戦の好調さが反映されれば良好な景況感を好感した買いが入りやすい。また、今晩から開催される連邦公開市場委員会(FOMC)での追加利下げは織り込まれ、買いを支える見通し。ただ、連邦準備制度理事会(FRB)はインフレ再加速が顕著になり、来年以降の政策スタンスを見極める展開とみる。


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