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今日の為替市場ポイント:米サービス業好調でドルは底堅い動きを保つ可能性


16日のドル・円は値動きが大きく、東京市場で153円33銭から153円97銭まで上昇し、欧米市場では153円45銭まで下げた後、一時154円48銭まで上昇しました。17日も154円台で推移する可能性があります。この背景には、米サービス業の景況感が良好であることがあります。12月の米サービス業PMIは58.5に改善し、総合PMIが2022年3月以来の高水準となったため、ドルは底堅い動きを見せています。しかし、製造業部門は低迷が続いており、関税や輸入資材コスト上昇への懸念があるため、製造業PMIは引き続き厳しい状況が予想されます。

*08:17JST 今日の為替市場ポイント:米サービス業好調でドルは底堅い動きを保つ可能性 16日のドル・円は、東京市場では153円33銭から153円97銭まで上昇。欧米市場では153円45銭まで下げた後、一時154円48銭まで上昇し、154円21銭で取引終了。本日17日のドル・円は主に154円台で推移か。米サービス業の景況感は良好であることから、ドルは底堅い動きを保つ可能性がある。

米S&Pグローバルが12月16日発表した米国の12月製造業購買担当者景気指数(PMI)速報値は48.3と11月実績の49.7を下回った。一方、12月サービス業PMIは58.5に改善した。この結果、12月の総合PMIは56.6で.2022年3月以来の高水準となった。米国企業はトランプ次期政権による規制緩和や減税に期待しているようだ。なお、12月の製造業新規受注指数は47.6で、11月実績の49.3から低下した。米国の製造業部門は関税や輸入資材のコスト上昇を警戒しており、製造業PMIは1月以降もさえない状況が続くとみられる。

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