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日経平均VIは上昇、短期的な高値警戒感も意識


日経平均ボラティリティー・インデックス(VI)が上昇し、14時5分時点で前日比+0.79、割合で3.71%上昇の22.06を記録しています。米株式市場の上昇を受け、東京市場では買いが先行し日経225先物が上昇して始まりましたが、高値警戒感が意識されています。日銀の金融政策決定会合での追加利上げ観測が続くなか、日経225先物は短期間で1100円上昇しており、ボラティリティの高まりを警戒しています。日経平均VIは通常、日経平均株価の急落時に急上昇し、その後20~30のレンジに回帰する特性があります。

*14:09JST 日経平均VIは上昇、短期的な高値警戒感も意識 日経平均ボラティリティー・インデックス(投資家が将来の市場変動の大きさをどう想定しているかを表した指数)は14時5分現在、前日比+0.79(上昇率3.71%)の22.06と上昇している。なお、今日ここまでの高値は22.62、安値は21.58。

昨日の米株式市場で主要指数が上昇した流れを受け、今日の東京市場は買いが先行し、日経225先物は上昇して始まった。市場では、日銀が12月18-19日に開く金融政策決定会合で追加利上げに踏み切るとの見方が継続している中、日経225先物が昨日までの3日続伸で1100円上昇したことから短期的な高値警戒感も意識され、ボラティリティーの高まりを警戒するムードは緩まず、日経VIは昨日の水準を上回って推移している。


【日経平均VIとは】
日経平均VIは、市場が期待する日経平均株価の将来1か月間の変動の大きさ(ボラティリティ)を表す数値。日経平均株価が急落する時に急上昇するという特徴があり、日経平均株価と通常は弱く逆相関する傾向がある。一方、数値が急上昇した後に、一定のレンジ(20~30程度)に回帰するという特徴も持っている。

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