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NY為替:12月米追加利下げ確率上昇、ドルは弱含み


ニューヨーク外為市場では、ドル・円は一時151円82銭まで上昇したものの、主に米7-9月期GDP改定値や個人消費改定値、コアPCE価格指数改定値が予想外に下方修正された影響で150円46銭まで下落し、最終的に151円15銭で取引を終了しました。これにより、12月の追加利下げへの期待が高まり、米長期金利の低下が続いた結果、ドル売りが進みました。また、トランプ政権の追加関税を懸念したリスク回避の円買いも続いています。一方で、ユーロ・ドルはシュナーベルECB理事の発言を受けて追加利下げ観測が後退し、ユーロ売りが減少しました。その他の通貨では、ポンド・ドルやドル・スイスの変動も注目されました。

*08:22JST NY為替:12月米追加利下げ確率上昇、ドルは弱含み 27日のニューヨーク外為市場でドル・円は151円82銭まで上昇後、150円46銭まで下落し、151円15銭で引けた。米7-9月期GDP改定値が前期から鈍化したほか、同期の個人消費改定値やコアPCE価格指数改定値が予想外に下方修正され米長期金利低下に伴いドル売りが加速。米10月コアPCE価格指数が前月から加速し、ディスインフレの進展停滞の新たな証拠となりいったんドルは下げ止まったが、追加利下げの軌道を修正する結果ではないとの見方で12月の追加利下げを織り込む動きや7年債入札の好調な結果を受け金利が一段と低下するとドル売りが再開。トランプ次期政権による追加関税を警戒したリスク回避の円買いも継続した。

ユーロ・ドルは1.0526ドルから1.0588ドルまで上昇し、1.0565ドルで引けた。シュナーベル欧州中央銀行(ECB)理事発言受け、追加利下げ観測を受けたユーロ売りが後退。ユーロ・円は、160円06銭まで上昇後、159円25銭まで下落した。ポンド・ドルは1.2627ドルから1.2694ドルまで上昇した。ドル・スイスは0.8842フランから0.8798フランまで下落した。

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