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【市場反応】米11月ミシガン大消費者信頼感指数確報値は予想下回る、長期期待インフレ率は上昇、ドル底堅く推移


米11月のミシガン大学消費者信頼感指数確報値は71.8と市場予想を下回り、速報値の73.0から下方修正されました。しかし、10月の70.8からは上昇し、4月以来の最高値となりました。1年期待インフレ率は2.6%で、10月の2.7%から低下しましたが、5-10年期待インフレ率は3.2%と予想を上回る結果となり、FRBに警戒感を与えています。このニュースを受け、米国債相場は伸び悩み、10年債利回りが4.42%まで上昇しました。また、ドル買いが継続し、ドル・円は154円80銭を維持。ユーロ・ドルとポンド・ドルは安値圏でのもみ合いが続いています。

*00:35JST 【市場反応】米11月ミシガン大消費者信頼感指数確報値は予想下回る、長期期待インフレ率は上昇、ドル底堅く推移 米11月ミシガン大学消費者信頼感指数確報値は71.8と、上方修正予想に反し、速報値73.0から下方修正された。ただ、10月の70.8からは上昇し、4月来で最高となった。連邦準備制度理事会(FRB)がインフレ期待を判断するうえで注視している同指数の1年期待インフレ率確報値は2.6%と、上方修正予想に反し速報値から修正なく10月2.7%から低下。20年12月来で最低となった。一方、FRBが焦点をあてている5-10年期待インフレ率確報値は3.2%と予想外に速報値3.1%から上方修正され23年11月来で最高に達したことは、FRBにとり警戒材料となる。

米国債相場は長期期待インフレ率の上昇で伸び悩み。10年債利回りは4.42%まで上昇した。ドル買いも継続し、ドル・円は154円80銭で底堅く推移した。ユーロ・ドルは1.0416ドル、ポンド・ドルは1.2535ドルの安値圏でのもみ合いを継続した。

【経済指標】
・米・11月ミシガン大学消費者信頼感指数確報値:71.8(予想:73.9、速報値:73.0)
・米・11月ミシガン大学1年期待インフレ率確報値:2.6%(予想:2.7%、速報値:2.6%)
・米・11月ミシガン大学5-10年期待インフレ率確報値:3.2%(予想:3.1%、速報値:3.1%)

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