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日経平均VIは大幅に上昇、株価下落で警戒感広がる


日経平均ボラティリティー・インデックス(VI)が11.44%上昇し26.10となり、大幅に上昇しました。これにより市場の警戒感が強まっています。東京株式市場は開盤後売り優勢で推移しており、日経225先物もマイナス圏で動いています。アメリカのエヌビディアの決算発表の安心感があったものの、株価が軟調なことからボラティリティが高まっています。日経平均VIは、日経平均株価の将来1か月間の変動の大きさを示し、株価急落時に急上昇する特徴があります。

*14:17JST 日経平均VIは大幅に上昇、株価下落で警戒感広がる 日経平均ボラティリティー・インデックス(投資家が将来の市場変動の大きさをどう想定しているかを表した指数)は14時15分現在、前日比+2.68(上昇率11.44%)の26.10と大幅に上昇している。なお、今日ここまでの高値は27.10、安値は24.32。

今日の東京株式市場は取引開始時点では売り買いが交錯したが、取引開始後は売り優勢。日経225先物はマイナス圏での推移となっている。市場では、警戒された米エヌビディアの決算発表を通過した安心感がある一方、今日は株価が軟調なこともあり、ボラティリティーの高まりを警戒するムードが広がり、日経VIは昨日の水準を上回って推移している。


【日経平均VIとは】
日経平均VIは、市場が期待する日経平均株価の将来1か月間の変動の大きさ(ボラティリティ)を表す数値。日経平均株価が急落する時に急上昇するという特徴があり、日経平均株価と通常は弱く逆相関する傾向がある。一方、数値が急上昇した後に、一定のレンジ(20~30程度)に回帰するという特徴も持っている。

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