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NY為替:ウクライナ露戦争深刻化への懸念くすぶる、リスクオフ再燃


ニューヨーク外為市場では、ウクライナとロシアの戦況悪化が引き金となり、ドル円は一時155円84銭まで下落した。報道によると、ウクライナがロシア領内に英国製ミサイルを発射し、これを受けて、複数の国がウクライナの大使館を一時閉鎖した。これにより地政学的リスクが高まり、安全資産である円の買いが進んだ。また、20年債の入札が不調で金利の上昇を抑止し資産売却が一旦止まった。ユーロ・ドルやポンド・ドルも値を下げ、全体としてリスク回避のムードが強まった。

*07:56JST NY為替:ウクライナ露戦争深刻化への懸念くすぶる、リスクオフ再燃 20日のニューヨーク外為市場でドル・円は155円84銭から155円06銭まで下落し、155円41銭で引けた。ウクライナがロシア領内に英国製長距離巡航ミサイルを発射との報道に加え、米国、イタリア、スペイン、ギリシャはウクライナ首都、キーフの大使館を一時的に閉鎖したとの報道を受け、戦況悪化を警戒したリスク回避の動きが再燃した。その後、20年債入札が不調で金利上昇に連れ下げ止まった。

ユーロ・ドルは1.0563ドルから1.0507ドルまで下落し、1.0539ドルで引けた。ユーロ・円は、164円46銭から163円17銭まで下落した。地政学的リスク上昇を警戒したリスク回避の円買いが優勢となった。ポンド・ドルは1.2675ドルから1.2631ドルへ下落した。ドル・スイスは0.8837フランへ弱含んだのち、0.8859フランまで上昇した。

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