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今日の為替市場ポイント:日米金利差を意識してドルは下げ渋る可能性


18日のドル・円相場は、東京市場で一時153円台まで下落した後、欧米市場では154円から155円台まで回復しました。本日19日も154円台での推移が見込まれています。日米の金利差がドルの下げ渋り要因とされます。日本銀行の植田総裁は、経済・物価の不確実性に言及し、賃上げや物価転嫁の動向を注視するとしています。また、経済・物価の状況次第で利上げを検討する意向を表明しましたが、市場では日銀による年内追加利上げの可能性は低いと見られており、来年3月までの間にそのタイミングを探るとの見方もあります。

*08:34JST 今日の為替市場ポイント:日米金利差を意識してドルは下げ渋る可能性 18日のドル・円は、東京市場では153円84銭まで下げた後、154円93銭まで反発。欧米市場では154円51銭から155円36銭まで上昇し、154円62銭で取引終了。本日19日のドル・円は主に154円台で推移か。日米金利差を意識してドルは下げ渋る可能性がある。


報道によると、日本銀行の植田総裁は11月18日に行われた講演で、「経済・物価の見通しをめぐる不確実性は高いことやアメリカなどの海外経済や国内の賃上げの動向が今後のカギになる」との見方を伝えた。賃金の動向については「所定内給与のこれまでの上昇幅は物価の上昇幅に追いついていない」と指摘し、「賃上げや価格転嫁の動きがさらに広がるかをしっかり見ていく」との意向を示した。今後の金融政策について、経済・物価が見通しどおりなら利上げを検討すると述べた。市場参加者の間からは「日銀による年内追加利上げの可能性が高いとは言えない」との声が聞かれており、一部の市場参加者は「日銀は米国経済を注視し、来年3月までの期間で追加利上げのタイミングを探っていく」と指摘している。


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