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日経VI:大幅に上昇、株価軟調で警戒感広がる


日経平均ボラティリティー・インデックス(VI)が18日、大幅に上昇し、市場の警戒感が広がっている。前日比12.49%増の26.12となり、東京市場では売りが先行した。特に先週末の米株式市場での主要指数の下落が影響し、日経225先物も下落して始まった。投資家は、米半導体企業エヌビディアの決算発表を控え、リスク回避の動きを示している。日経VIの動きから、日経平均株価が急落するとVIが上昇する逆相関の特性が改めて見られ、市場の不安定な状態を反映している。

*16:35JST 日経VI:大幅に上昇、株価軟調で警戒感広がる 日経平均ボラティリティー・インデックス(投資家が将来の市場変動の大きさをどう想定しているかを表した指数)は18日、前日比+2.90(上昇率12.49%)の26.12と上昇した。なお、高値は26.69、安値は25.50。先週末の米株式市場で主要指数が下落した流れを受け、今日の東京市場は売りが先行し、日経225先物は下落して始まった。市場では、日本時間21日未明に発表される米半導体エヌビディアの決算への警戒感が意識されている。こうした中、今日は取引開始後も日経225先物の上値が重く軟調で、市場でボラティリティーの高まりを警戒するムードが広がり、日経VIは終日、先週末の水準を上回って推移した。

【日経平均VIとは】
日経平均VIは、市場が期待する日経平均株価の将来1か月間の変動の大きさ(ボラティリティ)を表す数値です。日経平均株価が急落する時に急上昇するという特徴があり、日経平均株価と通常は弱く逆相関する傾向があります。一方、数値が急上昇した後に、一定のレンジ(20~30程度)に回帰するという特徴も持っています。

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