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日経VI:低下、株価の下値堅く警戒感が緩和


日経平均ボラティリティー・インデックス(VI)は15日、前日比4.76%低下の23.22となり、警戒感が緩和された形となった。米国市場の影響で株式市場に対する警戒感があったものの、東京市場では買いが先行し、日経225先物が上昇。市場では、トランプ次期政権の政策に対する警戒感や、来週の米エヌビディア決算に対する警戒感が意識されたが、株価の下値が堅く、ボラティリティーの高まりを抑えるムードが見られた。

*16:35JST 日経VI:低下、株価の下値堅く警戒感が緩和 日経平均ボラティリティー・インデックス(投資家が将来の市場変動の大きさをどう想定しているかを表した指数)は15日、前日比-1.16(低下率4.76%)の23.22と低下した。なお、高値は24.50、安値は23.01。昨日の米株式市場で主要指数が下落したが、今日の東京市場は買いが先行し、日経225先物は上昇して始まった。市場では引き続き米国のトランプ次期政権の政策が警戒されていることに加え、来週20日に発表される米エヌビディア決算への警戒感が意識されたが、今日は取引開始後に株価が上値は重いものの終盤までは下値が堅い展開となったこともあり、ボラティリティーの高まりを警戒するムードが緩和。日経VIは概ね昨日の水準を下回って推移した。

【日経平均VIとは】
日経平均VIは、市場が期待する日経平均株価の将来1か月間の変動の大きさ(ボラティリティ)を表す数値です。日経平均株価が急落する時に急上昇するという特徴があり、日経平均株価と通常は弱く逆相関する傾向があります。一方、数値が急上昇した後に、一定のレンジ(20~30程度)に回帰するという特徴も持っています。

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