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米国株見通し:下げ渋りか、根強い政策期待で買戻し


米株式先物市場ではS&P500とナスダック100先物が下落し、NYダウ先物も100ドル安となっており、本日の米株式市場は売りが優勢となる見通しです。14日には主要3指数が下落し、インフレ再加速による影響で売り圧力が強まりました。特に、パウエルFRB議長が利下げに慎重な姿勢を見せ、終盤の下げ幅が拡大しました。 本日については、トランプ政権の政策期待が株価の下げ止まりを支える可能性がありますが、インフレ再加速により利下げペースの鈍化が懸念されています。さらに、今晩発表される小売売上高が弱い結果となる一方、NY連銀製造業景気指数の改善が予想されており、相場の行方に影響を与えるでしょう。指数が最高値圏にあるため、調整売りが増える可能性もあります。

*13:40JST 米国株見通し:下げ渋りか、根強い政策期待で買戻し (13時30分現在)

S&P500先物      5,974.25(-41.75)
ナスダック100先物  20,905.50(-106.25)


米株式先物市場でS&P500先物、ナスダック100先物は軟調、NYダウ先物は100ドル安。米金利は高止まり、本日の米株式市場は売り先行となりそうだ。


14日の主要3指数は軟調。高寄り後は下げに転じナスダックは3日続落、S&Pは反落、ダウは最高値更新後の下落で207ドル安の43750ドルで取引を終えた。この日発表された生産者物価指数(PPI)は前回を上回り、13日の消費者物価指数(CPI)と合わせてインフレ再加速が鮮明になった。パウエル連邦準備制度理事会(FRB)議長が拙速な利下げに慎重な姿勢を示すと売りはさらに強まり、終盤にかけて下げ幅を拡大した。


本日は下げ渋りか。足元のインフレ再加速を背景に利下げペース鈍化を見込んだ売りが出やすい。パウエル氏はハト派姿勢を弱めており、売りを後押ししそうだ。一方、今晩発表の小売売上高は前回から弱い半面、NY連銀製造業景気指数は改善が予想され、景況感が注目材料に。指数は最高値圏のため、週末に向け調整売りが出やすい。ただ、トランプ次期政権の政策期待は引き続き株買い要因となり、相場を支える可能性もあろう。



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