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11月14日のNY為替概況


11月14日のニューヨーク外為市場では、ドルが一時的に156円19銭まで上昇した後、155円51銭まで弱含みました。ドル買いが活発だったのは、朝の10月生産者物価指数(PPI)の伸びが加速し、労働市場の強さが現れたためです。しかし、連邦準備制度理事会のパウエル議長の講演を前に、ドル買いは一段落しました。ユーロ・ドル相場は一度1.0513ドルまで下落した後、1.0582ドルまで上昇。ユーロ・円やポンド・ドルもそれぞれ上昇傾向を示しました。米国の生産者物価指数は期待通りの伸びを示し、新規失業保険申請件数は予想を下回り、労働市場の健全さが強調されています。

*05:05JST 11月14日のNY為替概況 14日のニューヨーク外為市場でドル・円は156円19銭へ上昇後、155円51銭まで弱含み、引けた。

朝方発表された10月生産者物価指数(PPI)で伸びが加速しディスインフレの停滞を示したほか、新規失業保険申請件数が5月来の低水準と労働市場の底堅さが示されたため長期金利上昇に伴うドル買いが優勢となった。その後、連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長の講演を控えてドル買いが一段落した。

ユーロ・ドルは1.0513ドルへ下落後、1.0582ドルまで上昇し、引けた。

ユーロ・円は、164円14銭から164円98銭まで上昇。

ポンド・ドルは1.2645ドルへ下落後、1.2720ドルまで上昇した。

ドル・スイスは0.8906フランまで上昇後、0.8865フランまで反落した。

【経済指標】
・米・10月生産者物価指数:前月比+0.2%(予想:+0.2%、9月:+0.1%←0.0%)
・米・10月生産者物価コア指数:前月比+0.3%(予想:+0.2%、9月:+0.2%←+0.2%)
・米・10月生産者物価指数:前年比+2.4%(予想:+2.3%、9月:+1.9%←+1.8%)
・米・10月生産者物価コア指数:前年比+3.1%(予想:+3.0%、9月:+2.9%←+2.8%)
・米・先週分新規失業保険申請件数:+21.7万件(予想:22.0万件、前回:22.1万件)
・米・失業保険継続受給者数:+187.3万人(予想:186.9万人、前回:188.4万人←189.2万人)

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