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11月13日のNY為替概況


11月13日のニューヨーク為替市場では、ドル・円は154円34銭から155円62銭まで変動しました。米国の10月消費者物価指数(CPI)が予想とほぼ一致し、12月のFOMCでの追加利下げが予測されたため、長期金利が低下し、ドル売りが優勢に。しかし、その後、米ダラス連銀とセントルイス連銀の総裁たちがインフレの上昇リスクや緩やかな利下げを示唆する発言をしたことから、金利が安定しドル買いが再び活発化しました。他の主要通貨も影響を受け、ユーロ・ドル、ポンド・ドル、ドル・スイスもそれぞれ変動しました。米国の経済指標としては、10月の消費者物価指数や財政収支が公表されました。

*05:02JST 11月13日のNY為替概況 13日のニューヨーク外為市場でドル・円は154円34銭へ下落後、155円62銭まで上昇し、引けた。

米10月消費者物価指数(CPI)がほぼ予想に一致したため12月連邦公開市場委員会(FOMC)での追加利下げ観測が強まり長期金利低下に連れドル売りが優勢となった。その後、米ダラス連銀のローガン総裁がインフレ上方リスクに言及したほか、米セントルイス連銀のムサレム総裁もデータ次第で緩やかな利下げ予想を示したため金利が下げ止まるとドル買いが再開した。

ユーロ・ドルは1.0653ドルへ上昇後、1.0556ドルまで下落し、引けた。

ユーロ・円は、164円80銭から163円64銭まで下落。

ポンド・ドルは1.2768ドルへ上昇後、1.2687ドルまで下落した。

ドル・スイスは0.8799フランへ下落後、0.8862フランまで上昇した。

【経済指標】
・米・10月消費者物価指数:前年比+2.6%(予想:+2.6%、9月:+2.4%)
・米・10月消費者物価コア指数:前年比+3.3%(予想:+3.3%、9月:+3.3%)
・米・10月消費者物価指数:前月比+0.2%(予想:+0.2%、9月:+0.2%)
・米・10月消費者物価コア指数:前月比+0.3%(予想:+0.3%、9月:+0.3%)
・米・10月財政収支:-2574.5億ドル(予想:-2325億ドル、23年10月:-665.64億ドル)

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