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NY外為:ドル買い再開、米ダラス連銀総裁は利下げに慎重姿勢


ニューヨーク外為市場では、ドルの買いが一時再開されました。朝方、10月の消費者物価指数(CPI)の発表が予想通りで、一部ディスインフレの停滞は見られたが悪化はせず、12月のFOMCでの追加利下げ期待が高まりました。一時的には金利低下に伴いドル売りが強まりましたが、ダラス連銀のローガン総裁がインフレリスクの継続と利下げ慎重論を主張したため、利下げ観測が緩和しました。米国2年債利回りは一旦低下し、その後若干上昇。ドル指数も一時下落後に上昇し、4月以来の高値を更新しました。各通貨ペアもそれに応じて変動しました。

*00:46JST NY外為:ドル買い再開、米ダラス連銀総裁は利下げに慎重姿勢 NY外為市場でドル買いが再開した。朝方発表された10月消費者物価指数(CPI)が予想通りとなり、一部ディスインフレの停滞が見られたものの悪化も見られず12月連邦公開市場委員会(FOMC)での追加利下げ観測が強まり金利低下に連れ一時ドル売りが強まった。ミネアポリス連銀のカシュカリ総裁もCPIがFRBの利下げ軌道を確認したと、利下げを示唆。その後、米ダラス連銀のローガン総裁は根強い需要や地政学的リスクの上昇でインフレの上昇リスクが存続し、利下げを慎重に行う必要があると主張したため利下げ観測も緩和した。

米2年債利回りは4.36%から4.24%まで低下後、4.29%まで再び上昇。ドル指数は105.718まで下落後、106.499まで上昇し4月来の高値を更新した。ドル・円は154円34銭まで下落後、155円13銭まで上昇。ユーロ・ドルは1.0653ドルまで上昇後、1.0556ドルまで下落した。ポンド・ドルは1.2768ドルへ上昇後、1.2687ドルまで下落した。


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