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欧米為替見通し:ドル・円は伸び悩みか、ドル買い地合い継続も日本の介入に警戒


12日の欧米外為市場では、ドル・円の伸び悩みが予想されています。米トランプ次期政権への期待やFRBハト派姿勢の弱まりにより、ドル買いの地合いが続いています。特に、ドル・円は154円を上抜け、一時的に上昇する場面も見られました。しかし、心理的な節目である155円が視野に入ると、日本の為替介入への警戒感からドルの上値は重くなると見られます。今後の市場では、材料が乏しいものの経済指標の堅調さがドル買いを支える要因となるでしょう。今週の消費者物価指数(CPI)が再加速すれば、ドル売りが抑制されると予想されています。

*17:25JST 欧米為替見通し:ドル・円は伸び悩みか、ドル買い地合い継続も日本の介入に警戒 12日の欧米外為市場では、ドル・円は伸び悩む展開を予想する。米トランプ次期政権への政策期待やインフレ再加速の思惑から、ドル買い地合い継続の見通し。ただ、心理的節目の155円が射程圏内に入れば、介入への警戒で上値が重くなりそうだ。

前日はNY市場の一部休場で薄商いのなか、米トランプ次期政権の政策期待や景況感の改善を背景にドル買い地合いが継続。米連邦準備制度理事会(FRB)当局者がハト派姿勢を弱めたこともドル買いを後押しした。ユーロ・ドルは1.06ドル台で弱含み、ドル・円は154円を目指す展開に。本日アジア市場はドル先高観からドル・円は154円を上抜ける場面もあったが、その後は節目付近の売りに押されドルは失速した。

この後の海外市場はドル先高観が続く見通し。今晩も材料が乏しいものの、足元で発表された経済指標は堅調で、全般的にドル買い要因となろう。トランプ次期政権の政策運営をにらみ長期金利は下げづらく、ドル買いを支える。一方、今週発表の消費者物価指数(CPI)の再加速への思惑が広がり、ドル売りを抑止。ただ、ドル・円は155円以上の水準で日本の為替介入が警戒されるため、154円台ではドルの上値が重くなるとみる。

【今日の欧米市場の予定】
・19:00 独・11月ZEW景気期待指数(予想:13.7、10月:13.1)
・01:00 米・10月NY連銀1年インフレ期待(9月:3.0%)
・24:00 ウォラー米FRB理事講演(手形交換所会合)
・24:15 バーキン米リッチモンド連銀総裁講演
・04:00 カシュカリ米ミネアポリス連銀総裁対話会参加
・07:00 ハーカー米フィラデルフィア連銀総裁講演(フィンテック関連会合)

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