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米国株見通し:伸び悩みか、インフレ指標を見極め


本日の米株式市場は、S&P500先物が変わらず、ナスダック100先物が小幅高となる中、売り先行の展開が予想される。前日の3指数は続伸し、それぞれ過去最高値を更新したが、米金利の底固さや決め手に欠ける材料から、相場の方向性が不透明な状態にある。特に、トランプ次期政権の政策期待とFRBの政策スタンスが市場に与える影響が注目される。今週発表予定のCPIへの警戒感も取引の低調さを左右し、テスラを含むハイテク株には調整の売りが見込まれる。一方で、ホーム・デポの決算が強ければ、消費関連株の支援材料となる可能性も示唆されている。

*11:43JST 米国株見通し:伸び悩みか、インフレ指標を見極め (11時30分現在)

S&P500先物      6,031.75(0.00)
ナスダック100先物  21,232.75(+15.00)


米株式先物市場でS&P500先物は変わらず、ナスダック100先物は小幅高、NYダウ先物は52ドル安。米金利は底堅く、本日の米株式市場は売り先行となりそうだ。


11日の主要3指数は続伸。終盤の失速もナスダックとS&Pは5日連続でプラスを確保、ダウは304ドル高の44293ドルとそれぞれ過去最高値を連日更新した。トランプ次期政権の政策期待や景況感の改善を背景に買いが続いた。連邦準備制度理事会(FRB)当局者はハト派姿勢を弱めたが、年内は緩和的な政策スタンスの継続が見込まれ、売りづらい面もある。もっとも、決め手になる材料が乏しいため、方向感を欠く場面もあった。


本日は伸び悩みか。今晩も材料が乏しく、取引は低調とみられる。足元で発表された経済指標は堅調で、全般的に売りづらい。半面、トランプ次期政権の政策運営をにらみ長期金利は下げづらく、テスラなど主力のハイテクは利益確定や持ち高調整の売りも見込まれる。今週発表の消費者物価指数(CPI)の再加速への思惑も意識されやすい。一方、決算発表ではホーム・デポが注目され、強い内容なら消費関連への買いが相場を支えるとみる。


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