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NY債券:米長期債相場は強含み、イールドカーブはフラットニング


米国の長期債相場は強含みを見せ、イールドカーブは平坦化しています。ミシガン大学が発表した11月の消費者信頼感指数が上昇したにもかかわらず、1年先の期待インフレ率が前月より若干低下し、長期債利回りの低下につながりました。CMEのFedWatchツールによると、12月のFOMCでFF金利の目標が4.25-4.50%となる可能性は65%です。市場の中で10年債利回りは一時上昇したものの、取引終了時には若干低下しました。また、2年-10年と2-30年のイールドカーブは、それぞれ平坦な動きを示しています。

*08:29JST NY債券:米長期債相場は強含み、イールドカーブはフラットニング 8日の米国長期債相場は強含み。米ミシガン大学がこの日発表した11月消費者信頼感指数(速報値)は73.0と、10月実績の70.5を上回った。11月の消費者期待指数は78.5と2021年7月以来の高水準。ただ、1年先の期待インフレ率は2.6%で10月実績の2.7%を下回っており、長期債利回りの低下につながったようだ。イールドカーブはフラットニング。

CMEのFedWatchツールによると、8日時点で12月開催のFOMC会合で、FF金利の誘導目標水準が4.25-4.50%となる確率は65%程度。2025年1月開催のFOMC会合で、FF金利の誘導目標水準が4.25-4.50%以上となる確率は76%程度。10年債利回りは4.336%近辺で取引を開始し、一時4.351%近辺まで上昇したが、米国市場の中盤にかけて4.262%近辺まで低下し、取引終了時点にかけて4.302%近辺で推移。

イールドカーブはフラットニング。2年-10年は5.00bp近辺、2-30年は21.30bp近辺で引けた。2年債利回りは4.25%(前日比:+5bp)、10年債利回りは4.30%(前日比-3bp)、30年債利回りは、4.46%(前日比:-8bp)で取引を終えた。

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