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日経平均VIは上昇、株価大幅高だが警戒感は継続


日経平均ボラティリティー・インデックス(VI)は、前日比で9.80%上昇し、14:10時点で29.81を記録しました。これは市場が将来の変動を警戒し、ボラティリティが高まっていることを示しています。今日の東京市場は、米株式市場の上昇を受けて日経225先物が上昇して始まりましたが、米大統領選や米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果など、今後の重要なイベントへの不安感が市場に影響しています。日経平均VIは、過去に日経平均株価が急落する際に急上昇する傾向があり、通常は日経平均株価と逆相関します。

*14:15JST 日経平均VIは上昇、株価大幅高だが警戒感は継続 日経平均ボラティリティー・インデックス(投資家が将来の市場変動の大きさをどう想定しているかを表した指数)は14時10分現在、前日比+2.66(上昇率9.80%)の29.81と上昇している。なお、今日ここまでの高値は32.36、安値は25.90。

昨日の米株式市場で主要指数が上昇した流れを受け、今日の東京市場は買いが先行し、日経225先物は上昇して始まった。一方、市場では引き続き、米大統領選や米連邦議会の上下両院選の結果のほか、日本時間8日未明に発表される米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果などへの警戒感が意識されている。こうした状況の中、今日は取引開始後も日経225先物が堅調に推移しているが、ボラティリティーの高まりを警戒するムードが継続し、日経VIは昨日の水準を概ね上回って推移している。


【日経平均VIとは】
日経平均VIは、市場が期待する日経平均株価の将来1か月間の変動の大きさ(ボラティリティ)を表す数値。日経平均株価が急落する時に急上昇するという特徴があり、日経平均株価と通常は弱く逆相関する傾向がある。一方、数値が急上昇した後に、一定のレンジ(20~30程度)に回帰するという特徴も持っている。

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