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個別銘柄戦略:川崎船やニチレイなどに注目


昨日の米株式市場でNYSEが上昇した影響を受け、今日の東京市場では業績を上方修正し自社株買いを発表した川崎船やニチレイなどが注目されています。FUJIMIも上期営業利益が44.4%増と好調で投資者に注目される可能性があります。また、業績予想を上方修正した綜研化学も物色対象に入るでしょう。一方で、業績が伸び悩んでいるグリーやメルカリ、日ケミコンなどは軟調な展開が予想されています。特に、日ケミコンと東京エネシスは業績予想を下方修正しており、投資者からの関心が薄れそうです。

*09:23JST 個別銘柄戦略:川崎船やニチレイなどに注目 昨日5日の米株式市場でNYダウは427.28ドル高の42,221.88、ナスダック総合指数は259.19pt高の18,439.17、シカゴ日経225先物は大阪日中比310円高の38,970円。為替は1ドル=151.50-60円。今日の東京市場では、上期営業利益が44.4%増となったFUJIMI<5384>、上期営業利益が13.1%増で特別配当実施・発行済株式数の2.35%上限の自社株買い・1対2の株式分割も発表したニチレイ<2871>、第3四半期累計の営業利益が8.7%増と上期の2.0%減から増益に転じたイトーキ<7972>、25年3月期業績と配当予想を上方修正し発行済株式数の5.34%上限の自社株買いも発表した川崎船<9107>、25年3月期業績予想は下方修正だが発行済株式数の11.36%上限の自社株買いを発表したヤマトHD<9064>、東証スタンダードでは、25年3月期業績予想を上方修正した綜研化学<4972>などが物色されそうだ。一方、第1四半期営業損益が1.33億円の赤字となったグリー<3632>、第1四半期営業利益が2.9%
減となったメルカリ<4385>、上期営業利益が31.2%増だが第1四半期の47.5%増から増益率が縮小した高千穂交<2676>、上期営業利益が1.6%増と第1四半期の12.8%増から増益率が縮小した大真空<6962>、上期営業利益が9.4%減と第1四半期の7.2%減から減益率が拡大したプリマハム<2281>、25年3月期業績予想を下方修正した日ケミコン<6997>、東京エネシス<1945>、AZ丸和HD<9090>などは軟調な展開が想定される。
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