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NY為替:ドルは底堅い動き、強い米経済指標や米金利上昇を意識


10月28日のニューヨーク外為市場では、ドル・円は一時152円台まで下落したが、その後153円台を回復した。ドルの動きは、低調なアメリカの2年債と5年債の入札結果により金利が上昇し、ドル買いが強まったことが影響している。一方、衆議院選挙の結果を受けて、日銀の12月の追加利上げ観測が後退したことで円売りが加速。このため、円はドルやユーロに対して弱含んだ。ユーロ・ドルは1.0828ドルまで上昇した後、1.0816ドルで引け、ポンド・ドルとドル・スイスもそれぞれ小幅に動いた。市場全体では、中東地域の地政学的リスクに関連した一時的な円買いが後退したこともあり、全体的にドルが底堅い動きを見せた。

*06:52JST NY為替:ドルは底堅い動き、強い米経済指標や米金利上昇を意識 28日のニューヨーク外為市場でドル・円は152円41銭へ下落後、153円37銭まで上昇し、153円25銭で引けた。原油安などを受け金利の低下に伴いドル売りが優勢となった。その後、米10月ダラス連銀製造業活動指数が予想外に改善したほか、低調な米2年債や5年債入札結果を受け、債券利回りが上昇に転じ、ドル買いが強まった。衆院選の結果を受け、日銀の12月追加利上げ観測後退で円売りも強まった。

ユーロ・ドルは1.0828ドルへ上昇後、1.0810ドルまで下落し、1.0816ドルで引けた。ユーロ・円は、164円98銭から165円83銭まで上昇。中東地政学的リスクに連れた円買いが後退した。ポンド・ドルは1.3001ドルへ上昇後、1.2968ドルまで反落した。ドル・スイスは0.8664フランから0.8647フランまで下落した。

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