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NY株式:NYダウは259ドル安、主要ハイテク企業決算への期待が下支え


10月のNY株式市場では、NYダウ平均が259.96ドル下落して42,114.40ドルで取引を終えた一方、ナスダックは103.12ポイント上昇し18,518.60ドルで終了しました。ミシガン大学消費者信頼感指数が予想を上回り、ソフトランディング期待が高まり一時株価は上昇。しかし、マクドナルド株の下落や長期金利の上昇警戒が重しとなり、ダウは下落しました。対照的に、ナスダックは来週の主要ハイテク企業の決算期待で上昇を維持。不動産管理・開発セクターは大幅に上昇する一方、電気通信サービスセクターは下落しました。また、メタ・プラットフォームズはアナリストによる目標株価引き上げやロイターニュースとの提携で上昇。アルファベットの自動運転車開発部門ウェイモの資金調達が報じられ、同社の株価も上昇しました。

*05:52JST NY株式:NYダウは259ドル安、主要ハイテク企業決算への期待が下支え 米国株式市場はまちまち。ダウ平均は259.96ドル安の42,114.40ドル、ナスダックは103.12ポイント高の18,518.60で取引を終了した。

ミシガン大消費者信頼感指数が予想を上回りソフトランディング期待に買われ、寄り付き後、上昇。その後、ダウはマクドナルド(MCD)の下落が重しとなったほか、長期金利上昇を警戒した売りに下落に転じ、終盤にかけて下げ幅を拡大した。一方、ナスダックは来週の主要ハイテク企業の決算に期待した買いに終日堅調に推移し、まちまちで終了。セクター別では、不動産管理・開発が大幅上昇した一方で、電気通信サービスが下落した。

ソーシャルメディアのフェイスブック(FB)を運営するメタ・プラットフォームズ(META)はアナリストが来週発表の決算で良好な結果見通しを背景に目標株価を引き上げたほか、ロイターニュースと長期提携で合意しAIチャットボットで同社のコンテンツを利用すると報じられ、上昇。テクノロジー関連不動産管理会社のデジタル・リアルティー・トラスト(DLR)はアナリストの目標株価引き上げで、上昇した。靴メーカーのデッカーズ・アウトドア(DECK)は四半期決算で純売上が予想を上回ったほか、通期の見通し引き上げで、上昇。コーチやケイト・スペイドなどの高級ブランドを運営するタペストリー(TPR)は同業カプリ(CPRI)買収を差し止める地裁の判決を受け、上昇。カプリ(CPRI)は大幅安。

検索会社のグーグルを運営するアルファベット(GOOG)は自動運転車開発部門のウェイモが56億ドルの資金調達したことが明らかになり、上昇。ファーストフードチェーンを運営するマクドナルド(MCD)は食品医薬品局(FDA)がさらなる集団食中毒患者数を発表し、下落した。航空機メーカーのボーイング(BA)は宇宙船事業を巡り売却を含め様々な選択肢を検討していると報じられ、下落。

投資家の恐怖心理を示すVIX指数は20.51まで上昇した。


(Horiko Capital Management LLC) <ST>
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