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NY株式:NYダウは344ドル安、長期金利高を警戒


10月の米国株式市場はまちまちで取引を終えた。ダウ平均株価は344.31ドル下落し、ナスダックは50.46ポイント上昇した。長期金利の上昇が懸念され、ダウ平均は特に9月景気先行指数の悪化が売り圧力を強める要因となった。半面、ナスダックはエヌビディアやアップルの株価上昇が支えとなり、わずかにプラスとなった。セクター別では半導体が上昇、不動産が下落した。ボーイングは賃上げを含む労働協約での合意により上昇し、アップルはアイフォーン16の需要回復を期待され上昇した。一方、UPSは競争激化により投資判断が引き下げられ下落した。地銀ザイオンズ・バンコーポレーションは第3四半期決算で予想を上回る結果を発表し、時間外取引で上昇した。

*05:56JST NY株式:NYダウは344ドル安、長期金利高を警戒 米国株式市場はまちまち。ダウ平均は344.31ドル安の42,931.60ドル、ナスダックは50.46ポイント高の18,540.01で取引を終了した。

長期金利の上昇を警戒した売りに、寄り付き後、下落。ダウは9月景気先行指数の予想以上の悪化を嫌った売りや利益確定売りなどに拍車がかかり、終日軟調に推移し終盤にかけ下げ幅を拡大した。ナスダックは半導体のエヌビディア(NVDA)や携帯端末のアップル(AAPL)の上昇が指数を支え底堅く推移、かろうじてプラス圏を回復し、まちまちで終了。セクター別では、半導体・同製造装置が上昇した一方で、不動産が下落した。

航空機メーカーのボーイング(BA)は35%賃上げを含む新労働協約で労働組合と暫定合意したとの報道で、ストライキ終了期待に、上昇。消費者向け健康企業のケンビュー(KVUE)は物言う投資家のスターボードが同社株の保有を増やしたとの報道で、業績改善期待に上昇。携帯端末のアップル(AAPL)はアナリストがアイフォーン16の需要回復を指摘し、上昇した。

経営難に陥っている格安航空会社スピリット(SAVE)は一部の債務執行猶予を巡り銀行と合意したことが明らかになり、当面の経営破綻懸念の後退で、大幅高。貨物運送会社のユナイテッド・パーセル・サービス(UPS)はアナリストが競争激化を理由に投資判断を引き下げ、下落した。

地銀のザイオンズ・バンコーポレーション(ZION)は取引終了後に第3四半期決算を発表。1株当たり利益が予想を上回り、時間外取引で上昇している。


(Horiko Capital Management LLC) <ST>
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